リオス・エルトレイン

>(年齢は2011年7月のもの)

1st Stage主人公。30歳。180cm、76kg。6月14日生まれ。

ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は少佐。クールな性格。

日々軍人として職務を全うしており、いずれは大佐になる事を目標にしている男。

軍隊格闘術とカポエイラの使い手であり、過去には軍の部隊別模擬試合

トーナメントでの優勝経験もある。しかし実際の所、この年齢で少佐に抜擢されたのは

彼が優秀だったからでは無くただ単に紛争があって人手不足になり大尉からの

特例昇進で、紛争終了後も人手不足で元の大尉に戻る事無くそのまま、と言う事らしい。

ロシェル・バルトダイン

(年齢は2011年7月のもの)

2nd Stage主人公。24歳。177cm、69kg。11月26日生まれ。

ガラダイン王国海軍の軍人で階級は少佐。若いながら少佐として活動しており、

経験の浅さは毎日の努力でカバーしようとしている。俗に言うイケメンであり、

同年代の女の子からは良くモテるだけでなく裏表の無い性格で男女問わず人気者である。

ムエタイの使い手。元々は士官学校を卒業してから中尉として活動していたが、

リオスと同じく自分の国と周辺国とで紛争が起こってしまった為に上官が殆ど戦死してしまい、

この年齢で少佐に抜擢された。なので日々複雑な感情を抱いており、周りのプレッシャーに

押し潰されそうになっているのでひそかに中尉に戻りたいとの願いを上層部に出しているが、

人手が足りないので戻れずにいる。同じ境遇で若くして大佐に抜擢されて仲が良くなった

アイベルクは彼の先輩に当たる。明るくポジティブな性格で若者らしく血の気が多い。

ジェイヴァス・ベリルード

(年齢は2011年7月のもの)

3rd Stage主人公。35歳。ロシア人。サマーラ出身。178cm、75kg。9月2日生まれ。

ロシア陸軍所属の軍人。階級は少佐。元々格闘技が好きな男であり、

それが高じて戦いの世界に身を投じてみたいと思い、格闘家ではなく

軍人になる事を決意した。現在では少佐の地位にあり、部下の指導にも

力を入れている。ロシアの格闘技であるコマンドサンボを元々やっていたので、

彼の体術には関節系の技が多いのも特徴的。 寒いロシアで生まれ育ったので、

夜の寒さ対策にウォッカを寮の自室に何本もストックしている。

その為アルコールには強い方。熱い性格であり、挑発に乗りやすいタイプな上に

口調も荒く、手もすぐ出てしまうので部下からの評判はお世辞にも余り良くないらしい。

だが戦闘のレベルは軍人故に、決して低くは無い男である。

レナード・サーヴィッツ

(年齢は2011年7月のもの)

4th Stage主人公。25歳。身長183cm、体重74kg。5月27日生まれ。

ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は大尉。

リオス、アイヴォス、アルジェントとは仲の良い軍人。 アルジェントとは同じ部隊に

所属しており、アルジェントの副官を務めている。飄々とした性格のアルジェントに

時々呆れつつも、しっかりと彼をサポートする真面目な性格の青年。

プロレスとルチャリブレを習得しており、身体つきは細身の部類に入るが、

それを逆に利用して身軽な動きで豪快にプロレス技を繰り出す。

戦時昇進で少佐に抜擢されてしまったリオスとアルジェントを気にかけているが、

紛争自体は終わったので少佐としての実力もおいおい彼等について来るだろうとは

仲の良い友人として思っているのだとか。

グレリス・カーヴァラス

(年齢は2011年7月のもの)

5th Stage主人公。21歳。アメリカ・ミズーリ州出身。182cm、82kg。10月2日生まれ。

血の気の多い現代の若者。子供の頃から家にあったビデオを見て西部劇に

憧れていた為、今はテキサス州において賞金稼ぎとして1人暮らしをしている。

服装もその時代の物を意識してテンガロンハットや革のベスト、革のブーツ等を

着用しており、こだわりが深い。拳銃はリボルバーを2丁携帯しており、

ベストの下にはぎっしり銃弾が詰まっている。格闘術はエスクリマを習得しているが、

銃の腕に比べればまだまだと言った所。酒もタバコもやるのだが程々にする様にしている。

西部劇だけでは無くアクション映画への憧れも強く、10歳から身軽な

動きをする為に器械体操をやっている経験を持つ。

アイベルク・グリスレイン

(年齢は2011年7月のもの)

6th Stage主人公。33歳。183cm、81kg。12月16日生まれ。

ガラダイン王国陸軍の軍人で階級は大佐。クールな性格で、所属は違えど

ロシェル少佐とは良く一緒に行動しているのを目撃した人が多数。

ロシェルと同じく若いながらも大佐の地位にあり、武術や戦術の実力も

レベルが高い。テコンドーの大会出場経験あり。とは言うものの実力で

抜擢された訳では無く、ロシェルと同じ境遇で上官達が周辺国との戦争で

戦死して行った為に繰り上げで少佐の地位にあった彼が大佐の地位に

戦時昇進と言う形となった事もまた周知の事実である。同じ境遇で

少佐になったロシェルとはその関係で仲が良いので一緒に行動する事が多くなった。

熱くなりやすいロシェルを止めるのは彼の役目である。

アルジェント・エルレヴィン

(年齢は2011年7月のもの)

7th Stage主人公。30歳。175cm、72kg。6月11日生まれ。

ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は少佐。口を開けば軽口が

出て来る様な飄々とした男。リオスやアイヴォスとは士官学校時代に意気投合した

旧知の仲であり、自分の副官であるレナードもまた仲の良い軍人である。

アイヴォスとは違いリオスとは同い年なので、階級こそアイヴォスと同じく大尉だが

敬語は一切使わない。制服のフチの色やネクタイの色が違うのは部隊が

違うからなのだが、それでも時間を何とか合わせる様にしてリオスやアイヴォスと

会える様にしている。インドネシアの伝統武術であるシラットを習得しており、

変則的な手技中心の戦い方と、武器相手でも果敢に攻め込んで行くスタイルで

異世界を駆け抜ける事になる。

エヴェデス・カースリッヒ

(年齢は2011年7月のもの)

8th Stage主人公。33歳。ドイツ人。デュッセルドルフ出身。

183cm、77kg。12月16日生まれ。ドイツ連邦共和国陸軍所属の軍人。

階級は少佐。元々は彼の祖父がナチスの軍人だった経緯があり、

その息子である父が早々にその当時恋人だった母と一緒に国外に逃げた事で

自分が生まれた事をひょんな事から知ってしまう。彼自身にはナチスへの

憧れも信仰心もまるで無いものの、そのひょんな事が切っ掛けで事件に

巻き込まれて行く。大学卒業後に軍に入隊してから同期の影響で

23歳の2001年からフリーランニングをやっており、軍隊格闘術以外にも

アクロバティックな動きを見せて敵を翻弄するのが得意。熱くなりやすい性格だが

面倒臭がりな一面も。酒癖が悪い。

アイヴォス・ソリフォード

(年齢は2011年7月のもの)

9th Stage主人公。28歳。176cm、71kg。8月18日生まれ。

ヨーロッパのヴィサドール帝国の軍人で階級は大尉。リオスの副官を勤める男。

リオスとは歳が近いが、リオスの方が年上で階級も上なので常に敬語で接している。

家族の影響で子供の頃から日本の文化に興味を持つ様になり、忍者や侍に

憧れて日本刀を買い、軍人として鍛えた身体を使った身軽な動きも組み合わせて

プライベートで振り回している。士官学校の上のクラスである軍学校を出てからは

そのままキャリア組の大尉として勤務しており、現場叩き上げの者達からは

快く思われない事も多いが彼自身は意にも介していない。しかしそんな事も

「ちりも積もれば山となる」で良い加減にうんざりしてしまった時があり、その時に

休暇を取ってやっと夢見た日本に旅行に来た事から更に日本の文化に興味を

持つ様になったのだとか。周りに日本文化について語れる人間が居ないので

1人でこっそり楽しんでいる事から、周りからは浮いた存在として見られる事も多い。

エイヴィリン・ガウンディ

(年齢は2011年7月のもの)

ファイナルステージの2人の主人公の1人。25歳。イギリス・マンチェスター出身。

188cm、87kg。8月11日生まれ。職業バウンティハンター。 元軍人で

軍隊格闘術のクラヴマガと太極拳の使い手でもある、明るく豪快な性格の男。

軍在籍時にエイヴィリンの組織の秘密である極秘情報を入手し、告発しようと

した事からエイヴィリンに狙われていた。デトロイトの廃墟に身を隠していたが、

運悪くエイヴィリンに追い詰められてしまう事に。 軍には何時か戻りたいと思っており、

組織の監視のほとぼりが醒めた頃にイギリスに戻るつもりで居たが、エイヴィリンに

殺される寸前で彼の組織と、自分が軍の所属していた時の部隊が壊滅した事を

知り、お互いに戦意喪失。 今はアメリカのテキサス州において永住権を取得し、

エイヴィリンやそこで知り合ったグレリスと共に賞金稼ぎとして活動をしている。

ウォルシャン・マイトフィル

(年齢は2011年7月のもの)

ファイナルステージの2人の主人公の1人。25歳。イギリス・マンチェスター出身。

188cm、87kg。8月11日生まれ。職業バウンティハンター。 元軍人で

軍隊格闘術のクラヴマガと太極拳の使い手でもある、明るく豪快な性格の男。

軍在籍時にエイヴィリンの組織の秘密である極秘情報を入手し、告発しようと

した事からエイヴィリンに狙われていた。デトロイトの廃墟に身を隠していたが、

運悪くエイヴィリンに追い詰められてしまう事に。 軍には何時か戻りたいと思っており、

組織の監視のほとぼりが醒めた頃にイギリスに戻るつもりで居たが、エイヴィリンに

殺される寸前で彼の組織と、自分が軍の所属していた時の部隊が壊滅した事を

知り、お互いに戦意喪失。 今はアメリカのテキサス州において永住権を取得し、

エイヴィリンやそこで知り合ったグレリスと共に賞金稼ぎとして活動をしている。

ホルガー・アンハイサー

25歳。イーディクト帝国在住の便利屋で表世界と裏世界のどちらも

色々な方面に顔が利く存在。ひょんな事からリオスと行動を共にする事態になってしまう。

普段の武器としては目立ちにくくて隠しやすい小型のハンマー2本を腰にぶら下げている。

クールな性格のリオスとは違い、朗らかで明るい性格。

コラード・モラッティ

36歳。エンヴィルーク・アンフェレイア中を旅して色々な依頼を遂行して来た

ベテラン冒険者。ベテランらしく落ち着いて依頼をこなして行く事が評価されている。

ロシェルがこの世界に来てから最初に出会った人間。若干変わった形の斧で戦うが、

大きな武器に似合わない繊細な武器捌きを得意とするのはベテランならではの

テクニックであると言える。

クリスピン・オムス

28歳。ルリスウェン公国騎士団の団長。186cm、80kg。

生真面目で堅物な性格だが、若くして公国騎士団の団長にまで上り詰めたエリート。

元々は大貴族の出身であり、同じく騎士団に所属していた父親から武芸や

戦術等を徹底的に叩き込まれて来た、騎士団員として活躍する為に

生まれて来た様な男。普段はオーソドックスなロングソードを使うが、槍や斧、弓等の

一通りの武器の扱いは習得済みである。武器の腕のみならず、馬術や

体術も騎士団長の座に就くだけの技量を有している。

フランコ・プローディ

35歳。アイクアル王国中を股にかける窃盗団のリーダー。

多くの部下を従えており、王国の色々な場所で裏社会のクライアントから

請け負っている品を盗み出す活動をしている。王都のクライアントから依頼を受け、

王国の北の方にある遺跡に目的の品を探しに来たのだがそれを先にジェイヴァスに

持ち去られてしまい、依頼の品を取り戻す為にジェイヴァスを部下達と共に

追いかける事になる。猪突猛進な性格で、狙った獲物は絶対に逃がさない

執念深さも持ち合わせる事から幾度と無くジェイヴァスを大勢の部下と戦わせ

捕まえようとする。片手斧の使い手で、大柄な体格に似合わない速いバトルを展開する。

アンリ・ルイ・ボワスロ

32歳。リーフォセリア王国騎士団第4師団師団長。192cm、88kg。

辺境の警備の責任者を任されているものの、元は王城の警備を住み込みで

していた過去を持つ。しかしながら、ある事件が切っ掛けになり辺境警備に

回される事になってしまった。その事件に関連して何かを企んでいると言う噂が

あるものの、あくまで噂にしか過ぎない上に面倒見の良い性格が

その噂を消し去ろうとしている。ハルバードの使い手だが、武器術以外にも体術、

馬術共に師団長を務めるだけの肩書きにふさわしい実力を持っている。

ドゥルシラ・グレンフェル

29歳。175cm、68kg。ソルイール帝国の中で怪しげな研究を

行っているとされている研究所の警備隊のリーダー。優男風ではあるが、

リーダーを務めるだけあって帝国騎士団員にも引けを取らない程の武術の

腕前を持っている。飄々とした性格であり、自分のペースに相手を

乗せるのが上手い。右手に持っているハンドガンと左手のショートソードで

隙の無い戦い方を見せる。

アニータ・キャロウ

20歳。162cm、52kg。エンヴィルーク・アンフェレイアの世界にある

ギルドの中で、上から3番目のBランクに位置している女の冒険者。

色々な地域を回りつつ、今はソルイール帝国を回っている。ソルイール帝国の

辺境で怪しい動きをしていると言う集団が居ると聞き、その調査に訪れていた所で

グレリスと出会いを果たす。クールと言うよりも無愛想で冷たい態度を取る事が多い。

使用武器はロングボウとナイフ。ロングボウの腕前はギルド内でもそこそこ名前が知れている。

セバクター・ソディー・ジレイディール

26歳。180cm、73kg。8月9日生まれ。16歳から戦場を駆け回り

名を上げて来た元傭兵。今はエスヴァリーク帝国の騎士団長になっている。

寡黙な性格で殆んど喋らないが腕は確か。武器はロングソード。 元々は

貴族の出身だったが没落して旅に出た過去がある。ロングソード以外にも

色々武器が使えるが、彼曰く自分に最もしっくり来るのはロングソードらしい。

フォン・クローディル

(イラスト:とみ子氏)

27歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団特殊部隊隊長。

熱くなり易い性格で武器は大剣。5年前にセバクターを帝国騎士団へと誘った張本人。

年上の部下ニーヴァスと共に、若き特殊部隊隊長として

隠密行動や潜入捜査等を主な任務としている。

ニーヴァス・ローレディル

(イラスト:とみ子氏)

29歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団特殊部隊副隊長。

フォンの副官である物静かな槍使いの男。熱くなりやすい上官フォンの

ブレーキ役を務めている。そんな年下の上官フォンと共に、若き特殊部隊員として

隠密行動や潜入捜査等を主な任務としている。

シーディト・ジリハーン

(イラスト:うっしー氏)

34歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のリーダーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に

帝国騎士団に入団した。自分の部下が傷つけられた時にはその相手に

どんな手を使ってもやり返す程執念深い一面も持っている。帝国内のあちこちで

遺跡や神殿等を荒らし回っていた過去から、帝国内の地理に関しては非常に詳しい。

武器は長い斧。

カヴィルド・カルファー

(イラスト:とみ子氏)

32歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。

盗賊団のサブリーダーだったが、5年前の事件が終わって1年の刑期を

全うした後に帝国騎士団に入団した。職業が変わった今でもシーディトを

サポートしており、作戦の立案から潜入活動、後始末まで全般をこなす

影の実力者。シーディトとは騎士団入団の5年前から付き合いがあり、

優秀な彼の右腕として活動している。武器はハルバード。

ルディス・ジレーバー

(イラスト:とみ子氏)

27歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。盗賊団のメンバーだったが、

5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。

シーディトの弟分。スナイパーとして遠距離からの攻撃をサポートしており、

ロングボウとクロスボウを臨機応変に使いこなして相手を仕留めるのが得意。

反面、体術は大の苦手である。盗賊団時代の役割も仕掛けの解除や

武器の調達等の裏方担当が多かった為、トラップが多く仕掛けられている

遺跡調査等に呼ばれる事が非常に多い。

ライウン・ヴェンデン

(イラスト:とみ子氏)

35歳。職業エスヴァリーク帝国騎士団員。盗賊団のメンバーだったが、

5年前の事件が終わって1年の刑期を全うした後に帝国騎士団に入団した。

盗賊団のメンバーではあるが武器商人として裏の世界で活動し、

シーディトに頼まれる形で一時的に盗賊団のメンバーとして行動していた。

飄々とした性格で胡散臭そうな言動が目立つがシーディトとは10年以上の

付き合いを持っており、武器の面でシーディトが昔から世話になっている。

ライウン本人は武器商人である為に様々な武器の扱いに長けており、

魔術のテクノロジーを駆使して作り上げたハンドガンやマシンガン、更には

持ち運びが出来る大きさのロケットランチャーも使う。その経緯から、

入団僅か5年で騎士団本部にある武器庫の管理責任者に抜擢された。

メイベル・ダウランド

28歳。172cm、65kg。エスヴァリーク帝国で最近名前を上げて来ている

盗賊団の女リーダー。エスヴァリークのみならず世界中から人間や獣人達を

仲間に招き入れ、現在は100人程のメンバーでエスヴァリーク帝国を

荒らし回っている。目的達成の為であれば、潜入や虐殺等のどんな手段でも使う女。

エスヴァリーク帝国に魔力を持たない人間が現れたと聞きつけた彼女は

部下を引き連れて帝国中を探し回っていたが、その途中でアイベルクと遭遇し、

彼にやられてしまった事によりしつこくアイベルクを付け狙う事にする。武器は大斧。

ラニサヴ・リーベルト

27歳。エレデラム公国騎士団長。元々は孤児の出身で孤児院で育った後に

騎士団に入団し、そこから自分の実力で今の地位までのし上がって来た努力家。

しかしそれを鼻にかけて傲慢な態度を日々見せている為か、騎士団長としては

尊敬されているものの人間としては尊敬されていない。

その上今でも自分自身が孤児であった事にコンプレックスを感じており、

騎士団長になった今でも周囲の貴族達をどうにかして見返してやる事が

出来ないかと色々考えているらしい。武器は何でも使えるが、

メインの武器は腰にぶら下げている二振りのサーベルである。

ドミンゴ・ルビエラ

29歳。魔術王国カシュラーゼの筆頭魔術師。冷静だが執念深い性格。

若くして魔術の道を究めた魔術師だが、魔術だけでは無く三叉槍の使い手としても

名を馳せている文武両道の人間。体格も魔術師には一見見えない程大柄で、

普段は黒のローブ姿で過ごしているが戦場に出て戦う場合にはトライデントを

持つので動きやすい服装に着替える。魔術の効果が全く無いと言う事を

知ったエヴェデスの身体に興味を持ち、どうにかして彼の身体を調べようとしたが

逃げられてしまい、自分の側近であり王国騎士団長でもあるライマンドと共に

エヴェデスを王国中で追い掛け回す事になる。

ライマンド・ヴァッティモ

26歳。魔術王国カシュラーゼの王国騎士団長。2本の短剣を

メインの武器に使い、スピードある戦い方を見せる。魔術王国の騎士団長で

ある以上勿論魔術も使える男だが、筆頭魔術師であるドミンゴには遠く

及ばないのでその分を武器術で補っている。若い故に血の気も多いが、

それでもこの年齢で騎士団長を任されるだけあってカリスマ性は高いらしい。

コルネール・シュトルンツ

30歳。ヴァーンイレス解放軍の第1部隊部隊長。半年前まで世界中を旅していたが、

つい最近になって戻って来た。しかしそれもただ単に旅をしていた訳では無く、

各国の情勢を探ったりヴァーンイレス王国軍にスカウト出来そうな人員を

探していたからである。上から2番目のギルドランクであるAランクの冒険者としても

有名で、体内に宿している魔力の量が高い事で有名な存在。しかしそれ以上に

槍の使い手として名を馳せており、取り回しの利き難い武器を自分の手足の様に扱う。

だがカッとなりやすい性格で、荒っぽい口調で話す上に自分で突っ走ってしまいやすい

熱血漢な性格である事から、恋人だったアーシアと別れてしまった過去を持っている。

アーシア・マリピエロ

28歳。ヴァーンイレス解放軍の医療部隊に所属している女軍人。

しかし人手不足の為、医療部隊の仕事のみだけでは無く必要な時には

事務仕事や配達の仕事等もする事がある。ギルドランクはCなのだが

社交性が高いので、上のランクの傭兵達にも顔が利く存在。

コルネールとは元恋人の関係。気の強い一面を覗かせる事もたまにあるのだが、

基本的には冷静沈着な性格。短剣使いではあるが格闘戦や武器術は

余り得意では無く、どちらかと言えば攻撃魔術や防御魔術、回復魔術が

得意なので医療部隊に抜擢された経緯を持っている。

ペーテル・エリクスドッター

44歳。普段はイーディクト帝国で酒場のマスターも兼任する宿屋のオーナーをやっている。

以前は貴族の屋敷の使用人として働いていたが、家庭の事情で使用人を

辞めてからはそのまま今の職業に落ち着いた。物腰も落ち着いているが、

貴族の使用人になる前は大斧を振り回して世界中を旅していた行動力のある傭兵だった。

とは言うものの、家族構成が一切不明だったりイーディクト帝国のみならず

色々な所に現われる神出鬼没な存在である為に謎の部分が多い。

古代の遺跡や伝説のドラゴンの話についても少しは知っている。

ガレディ・トールス

29歳。アイクアル王国の北西、ルリスウェン公国との国境から少し離れた東に

存在する獣人のみの集落「ルルトゼルの村」で暮らしている寡黙な性格の

狼獣人の青年。突然集落にやって来たファイナルステージの主人公2人に出会い、

しかも面倒まで見させられる事になる。ミドルサイズの両手斧を振るう戦士だが、

決して単純では無く意外と繊細な戦い方をするタイプ。ワイバーンの扱いも

集落の中では随一と言われる腕前で、アクロバットな飛行テクニックもお手の物。

ラスラット・オーレデトル・ジェスリック

(イラスト:六花氏)

24歳。ソルイール帝国の貴族出身でワイバーンを操り世界各地を旅している若者。

メインの武器はダガーナイフだが、他にもロングソードやロングスピア等の剣と槍が得意。

魔術に関しても姿を消す魔術を駆使したり上級魔術を簡単に使いこなす等、

24歳の若さとは思えない程に魔術にも精通している。 いわゆる「俺様」な性格で

強引な面が目立つ。どうやら何かの使命があって世界中を旅している様であり、

その過程で主人公2人に出会う事になる。

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