神橋 洋子(かみはし ようこ)

(年齢は2007年8月のもの)

青森県黒石市出身。36歳。通り名は「ミッドナイトローズ」。職業クラブ経営。

チームゾディアックのメンバーだったが後にサーティンデビルズへ移籍。

元プロバスケ選手。女王様的な風貌に似合わず、気さくで人当たりが

よい。その素性を知るものは少なく、キャリアウーマンだとか、山の手の

主婦だとか様々な憶測が飛んでいる。その優れたドライビングテクニックを

鼻にかけることなく、気さくで人当たりが良いため、走り屋たちの憧れの

的となっている。しかし、本当に心を許せるのは、いつも心にゆとりの

ある人で、そういう相手ならついていってもいいと思っている。和美とは

女同士仲が良く、クラブで客が暴れた時に自分が何も出来なかった

事から和美にエスクリマを習い始めて現在でも続けている。


〜テーマ曲〜

Fightin' Over Freedom/Ace


乗っている車はZ16A 三菱GTO ツインターボ。

GTOはかなり昔から乗ってきており、何台も何台も買い換えている。

一時期サーキットで走っていた頃はFC3Sに乗っていた事もあった。

現在は前期型のGTOにまた乗り換えた。自慢のネイルを傷つけない

ための走りは、一見、大雑把なようで、かなり丁寧。車を気遣うような

ゴージャスな走りで相手のプレッシャーを誘っている。当然、ドレスアップに

対しても余念が無く、少しでも流行遅れになったパーツはすぐに付け替える

ように心がけている。

パワーは438馬力。車重は1538キロ。色は黄緑。エアロはBOMEX。

ハール・ドレンジー

(年齢は2007年8月のもの)

32歳。カナダ・トロント出身。通り名は「嘆きのプルート」。職業酒屋経営。

チームゾディアックのメンバーだったが後にサーティンデビルズへ移籍。

無冠の帝王の橋本信宏を現役時代から知っており、憧れていた。

今では実力で勝っているが、尊敬の気持ちは忘れない。走りは

ストイックだが、心根は穏やか。 チューニングの才能もあり、車の

整備も完璧。伝説のマシンを手がけたという噂も。美少女

ゲーム好きという意外な一面もある。マシンへの負担なども考え、

NOSを使わないとバトルに勝てないような相手に、冷ややかな目を

向ける。緊迫したバトルでも決して自分を見失わないドライバーの

大らかさは、状況によってはハングリーになれないという弱点に

変わる。カナダでは治安が悪い地域に住んでいたので護身術として

5歳からテコンドーを始め、今も続けている大ベテラン。ちなみに

サーティンデビルズのアレイレルは彼のテコンドーの弟子である。


〜テーマ曲〜

Go To The Top/Dave Rodgers


乗っている車は、UCF30 トヨタセルシオCタイプ Fパッケージ。

車は古いが、かなり手を加えている。首都高では誰にも負けないと

自負しており、首都高制覇に向けて色々なセッティングを試している。

中でもアライメントを叩き出す技は究極。パワー至上主義者。特に

エンジンに関しては万全なチュ−ンで能力を最大限に引き出している。

そのため、どの速度でも安定した走りを見せる。問題があるとすれば、

ドライバーの優しすぎる性格かもしれない。

車のパワーは500馬力。車重は1600キロ。色は紫でエアロはWALD製。

橋本 信宏(はしもと のぶひろ)

(年齢は2007年8月のもの)

34歳。富山県黒部市出身。通り名は「無冠の帝王」。職業レーシングドライバー。

F1シートにあと少しで届く位置まで登り詰めたが、不慮の事故で断念。

数年間腐っていたが、現在は迅帝の敗北を期に、サーキットの頂点を

目指す第2の人生を歩む決心をした。最近、自分の体験を描いた

小説を書いて、新人賞を受賞した。事故で弱ってしまった身体を

鍛え直すべくスポーツジムに通っている他、25歳の時から格闘技を

始めた。判断力と瞬発力の為にボクシング、足の筋肉を鍛える為に

キックボクシングをやっている。事故で遅れを取ったショックから、相当

気合を入れて鍛えているので強い。また和美から孝司と一緒に

カンフーを、真由美からはムエタイを、そしてハールからはテコンドーを

習っているので孝司と同様に和美には一切頭が上がらない。


〜テーマ曲〜

Pilot is the hero/Niko


乗っている車は、JCESE マツダユーノスコスモ タイプEーCCS。

玄人好みのチューンとセッティングをしている。高速域が伸びるよう、

派手さを抑えたエアロで決めている。F1ドライバーを目指していた

だけあって、成熟した走りを見せる。事故による影響か、走りは意外と慎重。

よほど自信がない限り、大勝負を打ってくることはない。

パワーは608馬力。車重は1390キロ。色は白と緑。エアロはオートエグゼ製。

白井 永治(しらい えいじ)

(年齢は2007年8月のもの)

37歳。茨城県つくば市出身。通り名は「紅の悪魔」。職業ホスト。

チームゾディアックのメンバーだったが後にサーティンデビルズへ移籍。

趣味はガンダムを見ること。実力は十二覇聖の中でも

トップレベル。徹底したパワー主義者で、目立ちたがり。

多くの走り屋達に尊敬されながらも、その反面、その人気に

溺れないストイックさも持ち合わせている。自分の走りを常に

冷静に分析。迅帝が敗れ去った今が最大のチャンスとばかりに、

積極的に名前を売ろうと燃えている。首都高では有名なため、

知らないものは誰もいない。かなり前から首都高を走っている

生き字引のような存在。その派手な走り屋ドレスアップに

ファンも多い。驚異的な記憶力の持ち主で、1度でもバトルした

走り屋の顔は決して忘れないとか。幼少から護身用に柔道を

習い、今ではその経験年数と実力から五段の腕前に成長。


〜テーマ曲〜

Night Flight To Venus/King & Queen


乗っているマシンは、GDB スバルインプレッサ STI(タカ目)。

昔はR34GT−RやRX−8に乗っていた。愛車は外見もインパクトが

あるが、中身もバケモノ。エンジン、マフラーはもちろん、空気抵抗まで

細心の注意を払って組み立てられたマシンを愛用。攻撃的な走りは

相手に精神的プレッシャーさえ与えるという。アザーカーの間を縫うように

走る様は〈悪魔〉の異名に相応しい。同じくらいのスペックのマシンで

あれば、まず先行させ、後から悪魔的な勢いで追い上げてくる。

300キロからが、本当のバトルの醍醐味と信じている。

パワーは480馬力。車重は1300キロ。色は赤。エアロはVARIS製。

市松 孝司(いちまつ こうじ)

(年齢は2007年8月のもの)

41歳。群馬県前橋市出身。通り名は「白いカリスマ」。職業棋士。

チームゾディアックのリーダーだったが後にサーティンデビルズへ移籍。

その名を聞いただけで走り屋なら誰もが震え上がるという伝説的な

存在だったが、迅帝に敗れ姿を消す。しかし迅帝敗北の噂を聞き、

あっという間に頂点に返り咲いた。将棋で鍛えた先読みの能力を

活かして常に二手先、三手先まで読んだバトルを展開し、マシンは

それに対応できるようなフットワークの軽さを備えている。相手が

アグレッシブなほど強さを発揮し、どんなブロックでもスルリと交わして、

瞬く間に走り去ってしまう。「カリスマ」の通り名は伊達ではなく、

人を惹きつけるオーラを放っている。精神修行のため、過去にタイに

渡り4年間ムエタイを習っていた。また和美にカンフーを習っているので、

その関係で彼女には一切頭が上がらないとか。


〜テーマ曲〜

Breaking The Law/D.essex


乗っている車はFD3S マツダRX−7 タイプRS(Y型)。

マシン自体はタービン交換仕様。FD3Sは2台目で、ボディのヤレで

買い換える前までは、3ローターの20Bに乗せ換えたT型の限定車

タイプRZに乗っていた。最適なチューンとエアロパーツでマシンを乗りこなす。

パワーに負けない強靭な駆動伝達系は、マシンのポテンシャルを120%

引き出している。

パワーは394馬力。車重は1136キロ。色は白。エアロはBOMEX製。

橘 陽介(たちばな ようすけ)

(年齢は2007年8月のもの)

34歳。岡山県備前市出身。通り名は「影の謀反者」。職業高校教師。

チームのリーダーだったが“頂点は常にひとつ”の言葉から引退を決意、

1人で走るようになった。リーダーを張っていただけあってテクニックは

本物。その名は瞬く間に知れわたり、十二覇聖に名を連ねた。

多くのものを犠牲に速さを極め、自分の認めた走り屋の前にのみ

姿をあらわすらしい。彼自身は焼肉が大好きで、殆ど毎日食べて

いたら体型が気になり始めた。それを見た浩夜に誘われ、レースでの

スタミナ維持と減量の為に周二も誘い、浩夜と共に29歳の時から

総合格闘技を始めた。お互いに刺激しあって特訓している為、3人の

レベルは総合格闘技でもかなり高い。また素早い動きを身に着ける為、

学校の敷地を利用して日夜フリーランニングの特訓に励んでいる。

音速のナポレオンが主宰する劇団にもこっそり所属。

看板役者として活躍している。先輩だった兼山信也を役者としては

尊敬しているが、走り屋としてはあまり高く評価していない。

最近はようやく芝居だけででも食べていけるようになった。


〜テーマ曲〜

Superdance/Vicky Vale


乗っている車はRPS13 日産180SX タイプX96年型。

敢えてピーキーなセッティングに仕上げ、限界の走りに挑んでいる。

それを乗りこなす力量はあるが、一瞬でも気を抜けず、精神的には

一日一戦が限界のようだ。エンジンはS15の物に換装されている。

走りは乱暴だが、コーナリングに関しては細かい。小刻みなハンドリングで

グリップをキープしつつ、神がかり的なスピードで抜けていく。反面、

スピードの乗る直線では荒っぽさが目立ち、他車を巻き込むことも多い。

パワーは472馬力。重量は974キロ。色は紫。エアロはGPスポーツ製。

ハクロ・ディール

(年齢は2007年8月のもの)

32歳。ニュージーランド・クライストチャーチ出身。

通り名は「ブルー プレッシャー」。職業物理学者。

チームを作ったが、あまりにもワガママなためメンバーが集まらず1人で

走っている。そのおかげで、十二覇聖と称されるようになったのだから

皮肉。一度に沢山のパーツを買っていくので、ショップのウケがいい。

見かけだけでは誰も学者だと信じてくれないほど鍛え抜かれた体と精悍な顔つき。

走りも力でねじ伏せるような荒っぽさがある。軽量化で加速と操作性を高めながら、

4ドアセダンの持つダイナミックは走りでバトル相手を圧倒する。

研究と称して首都高にやってきては、自らの走行理論を実証するためバトル。

勝てば自慢して回り、負ければいつまでもブツブツと言い訳をする。

いずれにしても周囲にとってこれほど迷惑な人間はいない。

たまに音速のナポレオンの劇団で大道具スタッフとして手伝いをしている。

22歳の時に大学卒業と共に来日。昔から日本文化に興味を持って

いたが、未だに日本がサムライの国だと本気で信じ込んでいた。

ニュージーランドは格闘技が盛んなため、彼もまた柔道、空手、

合気道、カンフー、クラヴ・マガの道場に来日前は通っていた。日本に

来た現在でも、なるべく多くの武術を習う事の出来るジムを見つけて

通っている。趣味は料理で天ぷらやヤキソバ等の日本食をよく作るとか。


〜テーマ曲〜

Sex All Over The Phone/Mega Nrg Man


乗っている車はY34 日産セドリック3.0 300LX−Z。

先行する相手にプレッシャーをかけ、わずかな隙をついて抜きにかかる。

逆に先行すると、自分にプレッシャーがかかってしまうのが欠点。走りに

ムラがまったく見られない。どんなコースでも常にドライビングスタイルを

変えずに走る。その冷静さが相手に与える心理効果は大きい。しかし、

肝心の勝負どころで自分のペースを崩さないのが欠点になる時も。

パワーは610馬力。車重は1426キロ。色は青でエアロはインパル製。

椎名 連(しいな れん)

(年齢は2007年8月のもの)

34歳。栃木県足利市出身。通り名は「パープルメテオ」。

職業カー雑誌編集者。「迅帝」こと宝坂令次のドラテクの師匠。

すでに引退していたが、手塩にかけてきた弟子が敗れたことから、

その仇討ちのために首都高に戻ってきた。ブランクを感じさせない

走りは圧巻で、あっという間に十二覇聖に数えられるようになった。

一時は編集者をしていたカー雑誌の出版社が無くなってしまい、

幼い頃からのもう1つの夢であった船員の仕事に就いていたことがある。

13歳から護身用と運動不足解消の為に極真空手をしており、

今では4段の実力を持っている。RPG好きという一面も持っている。


〜テーマ曲〜

Into the night/Mega nrg man


乗っている車はBNR32 日産スカイラインGT−R ニスモ。

車を納得いくまでいじる、昔気質の走り屋。マシン自体は最新型の

スポーツカーに及ぶべくもない。が、長年きちんと手入れをしているために、

新車のようにパリッとした印象を受ける。走りの方は派手さはないが、

常識を遙かに超えたパス技術と粘り強いブロッキングで、相手を

精神面から徹底的に打ちのめす走りを見せる。久しぶりに迅帝に会った時、

迅帝に冷たくされかなり凹んでいた事がある。

パワーは406馬力。車重は1292キロ。色は紫。エアロはノーマル。

兼山 信也(かねやま のぶや)

(年齢は2007年8月のもの)

32歳。愛媛県宇和島市出身。通り名は「シタール兼山」。

職業貿易会社経営。元プロレーサー。十三鬼将の1人。

究極の走りを求めているうちに、精神を鍛えなければとインドまで

修行に行っていた。車内に焚かれた香を聞き、集中力を高めている。

「迅帝」の走りに悟りの境地を見出し、彼を目標としている。

音速のナポレオンが主宰する劇団の元・劇団員でもあった。

役者から音効技師まで務めるマルチプレイヤーだったが、結婚を機に引退した。

今でも時々、「戻ってこないか」と言われ、心が揺れている。

独創的なチューニング理論と走り方で本気を出せばかなり速いと言われているが、

ほとんど100%の力を出すことはない。好奇心旺盛で新しいパーツが出ると

すぐに買ってこないと気が済まないため、故郷の姉には多額の借金をしている。

大塚とはアレイレルの弟子同士の関係であり、仲が良い。

大塚の彼女の飯田 恵とも仲が良く、大塚と共にその恵から

キックボクシングを護身用に教えてもらっている。が、大塚と

違って頻繁に恵と会っている訳ではないので、大塚と比べると

かなり弱い。しかし和美さえも習った事の無いインドの武術で

あるカラリパヤットをインドでの修行時に習得している。

実家はみかん農家。RPG好き。


〜テーマ曲〜

Make A Movement/Dave Rodgers


乗っている車はJZZ30 トヨタソアラ 2.5GT−T VVT−i。

ずっとこのソアラに乗っているが、最近峠用に80スープラも購入。

でも維持費が大変なため売ってしまったらしい。その卓越した集中力と

鋼の精神力ゆえ、決してあきらめることがない。相手のテールに

張り付いて、その走法をじっくりと観察。抜かれると特に燃える。

フロントを下げたセッティングで、クイックなコーナリングが特徴。

パワーは463馬力。車重は1580キロ。色は赤。エアロはヴェルテックス製。

松原 周二(まつばら しゅうじ)

(年齢は2007年8月のもの)

35歳。山口県宇部市出身。通り名は「黄金の疾風」。職業牧場主。

妻の実家は北海道の広大な牧場。サラリーマンを辞め、婿入りして牧場で

働き始めた。最初は慣れない仕事に何度も逃げようと思っていたが、今では

すっかり牧場での生活が板についている。関東に住んでいた頃から首都高で

走っていたため、キャリアは長い。引っ越してからは時間を見つけては遠征に来ている。

仕事に行き詰っていた頃、陽介から

総合格闘技をやらないかと誘われ、浩夜と陽介と3人でお互い離れた地で

総合格闘技を一緒に始めた。牧場の仕事で鍛えたその大柄で筋肉質な

身体を活かし、ルチャリブレとプロレスを組み合わせた関節技で北海道では

そこそこの成績を誇っている。陽介、浩夜とは仲が良いが、他の人には

やけに冷たく基本的には無口で無表情の事が多い。


〜テーマ曲〜

FIGHT FIRE WITH FIRE/POWERFUL T.


乗っている車はNA1 ホンダNSXタイプR。

いつかはサーキットの帝王になることを目標に走っている。その自信を

裏付けるテクニックと度胸は持っている。過去は謎だが、かつて「RINGS」に

いたという噂もある。「白いカリスマ」とは古くからのライバル。「迅帝」が

敗れ去った今、更に磨きをかけたテクニックとパワーアップしたマシンで

再び頂点を目指す。マシンは、手の加えられていない部分がほとんど

残っていないと言えるほど。バランスを無視してパワーのみに重点を置いた

チューンは、常人では乗りこなせない仕様になった。

パワーは424馬力。重量は1142キロ。色はゴールド。エアロはアドバンス製。

百瀬 和美(ももせ かずみ)

(年齢は2007年8月のもの)

41歳。兵庫県尼崎市出身。2月1日生まれ。通り名は「エキゾーストイヴ」。

職業OL。ゴージャスな雰囲気を漂わせた女性で、とても自意識過剰。

一般の走り屋のみならず、十三鬼将を「子供の集まり」と称して軽蔑し、

首都高から降りていた。本当の理由は“自分が目立たないから”と

言う事は誰もが知っている事実である。13歳の時に親が事故死し、

兵庫の孤児院で育てられる。孤児院で見た格闘技のテレビ番組を

きっかけに格闘技に興味を持ち、13歳から空手と柔道を始める。その後

18歳で孤児院を出所後すぐにアルバイトをしながらヨーロッパ各地を転々と

して様々な武術を学ぶ。今では流斗や孝司等、十三鬼将と十二覇聖の

中に沢山弟子を持つ一方で兼山からカラリパヤットも習っている。


〜テーマ曲〜

Sexy Crazy Girl/Jimmy Diamond


乗っている車はJZA80 トヨタスープラ RZ。

とにかくトルクを重視して仕上げたEgは、恐ろしいほどの加速力を持つ。

しかし、最高速の伸びが足りないので、直線になると急に弱くなり、

しかもサスにあまり手を加えていないのでコーナリングも不安定。

それでもマシンを自在に操るドリフトテクニックは見事だ。

パワーは640馬力。車重は1362キロ。色はピンク。エアロはRIDOX製。

穂村 浩夜(ほむら こうや)

(年齢は2007年8月のもの)

34歳。熊本県八代市出身。通り名は「ハード リフ」。職業声優。

元は有名ロックバンドのギタリストだったが、その後ワークステスト

ドライバーとしてサーキットで活躍した後にツテで声優業界へ。洋画から

子供番組まで、あらゆる仕事をこなしている。以前、走り屋を主人公に

したアニメの声をあてた時に走りの世界に魅せられ、マシンを購入。

仕事を通じて仲良くなったアニメの原作者に意見を聞いたりしながら、今の

カタチに仕上げた。走っているとたまにアニメのセリフを叫んでいる時がある。

また、PAではファンに声をかけられることも多い。神経質な性格なので、

揺さぶりをかけられると本来持っている力を出し切れ無い。「十二覇聖」の

元メンバー。首都高で幅をきかせていた「13鬼将」が嫌いだった。迅帝に

反発して首都高を去っていたが、迅帝敗北のニュースを聞いて首都高に

舞い戻った。その人懐っこさからは、とても十二覇聖の1人であることは

想像できない。しかし、テクニックは人間の域を超えている。歳を重ねるに

連れてリズム感が鈍ってきた事を実感していたが、ある日格闘技の

テレビ番組を見て、その動きから「これだ!」とリズム感を養う為に一発奮起。

レースでの体力維持にも役立つと考えて周二、陽介と共に総合格闘技を

始めた。その総合格闘技で戦法に行き詰まっていた時に、足技の強化と

関節技の強化をする為に真由美と和美に相談した所、真由美からは

ムエタイを、そして和美からはコマンドサンボを提案され今はその2人と特訓も

している。元々リズム感が抜群な為、相手の動きを読むのが大の得意。


〜テーマ曲〜

GUNFIRE/MATT LAND


乗っている車はS110 日産シルビア RS。

S15のヤレが酷くなった為、Z32をその後購入したがバトル中にクラッシュ。

代わりにこのマシンを購入した。エンジンをS15の物に換装している。

勿論足回りもそれに耐えられる様に強化。指先で路面の振動を感じ、

つなぎ目でリズムを取る。走行時に発生する全ての音を音楽として

捉えている。常にギリギリのドライビングで、相手を威圧。しかし、

精神的には余裕があるようで、わざとアクセルを緩めてもてあそぶような

走りを見せる。その尊大な走りから、時々ミスをするのは愛嬌か?

パワーは450馬力。車重は930キロ。色は黄色でエアロはノーマル。

グレイル・カルス

(年齢は2007年8月のもの)

35歳。オーストラリア・キャンベラ出身。通り名は「クイーンズ ナイト」。

職業書道家。プロへの誘いも断り、首都高にこだわり続ける。

首都高を愛するが故に、半端な走り屋は絶対許さない。その一方で、

気に入った走り屋に対してはとことん目をかけ、気前よくパーツを

譲ったりしている。有名な書道家である祖父の影響を受け、書の世界に

入る。前衛的なタッチは書道界で賛否両論だが、カードレスアップ界では

大ウケで、クルマのペイントの仕事もかなり入っている。自分も走るのは

好きで、個展の前の煮詰まった時などにはよく首都高に顔を出す。

彼の筆遣い同様、ライン取りに迷いはなく、頭に描いた通りの

コーナリングをすることが出来る。日本に来たのも本格的に書の世界を

極めたいと思ったからだとか。生まれつき余り身体が丈夫では無く、

オーストラリアに居た頃から空手、カポエイラ、ムエタイ、キックボクシング、

カンフー、太極拳(剣術、槍術含む)、クラヴ・マガを学んで、身体を

丈夫にしてから20歳の時に日本へとやって来た。そのおかげで、

首都高での過激なハイスピードバトルに耐えられる体力と精神力を

身につけた。現在も体力維持の為にそれらの格闘技は出来るだけ

続けている。慎重な性格であり、相手の戦い方を研究してバトルに挑む。


〜テーマ曲〜

Golden 70's Years/Dave Rodgers


乗っている車はZ32 日産フェアレディZ バージョンSツインターボ 2シーター。

走り屋を始めた時からこのマシンに乗っている。その頭脳には首都高の走り屋の

データがすべて収められており、相手の出方はほとんど研究済み。時には

相手を試すような走りをすることもある。強い相手ほどやる気を見せるが、

相手が弱くても見くびらない。マシンも知人の整備士の技術で絶好調。

パワーは636馬力。車重は1272キロ。色は白。エアロはBOMEX製。

坂本 淳(さかもと じゅん)

(年齢は2007年8月のもの)

29歳。千葉県市原市出身。通り名は「音速のナポレオン」。職業舞台

演出家兼プロボクサー。チーム「Be Legend」のリーダー。学生時代に

劇団を旗揚げ。以来、芝居一筋の人生を歩んできた。最初の頃は客が

ほとんど入らなかったが、今ではチケットが予約開始数時間でソールドアウト。

シュールでキッチュな世界観は首都高での走りの中で生み出される。また

高校生の時にプロライセンスを取得した程の腕を持つ現役のプロボクサーでも

あり、通っているジムでコーチを務めたりもしているが成績は余り良くない。


〜テーマ曲〜

1 for the money 2 for the show/Niko


乗っている車はPV36 日産スカイライン 350GTタイプSP。

車には全く興味は無かったのだが、大学在学中にR32GT−Rを見た瞬間に

惹かれて速攻で購入し、黄色に塗装して走り回っていた経歴がある。

その後家族ができた時の為にと思い、V36スカイラインのセダンを購入した。

クラッチはツインプレートで強化している。相手のリズムを狂わすような走りで

翻弄させつつ、コーナーでは理想のラインをキープして駆け抜けていく。

パワーは418馬力、重量は1465キロ。色は黄色。エアロはインパル製。


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