山本 俊明(やまもと としあき)
(年齢は2007年8月のもの)
34歳。高知県出身。通り名は「ローリングマスター」。職業プロレーサー。
かつては首都高でAE86ばかりのチーム《ROLLING GUY》の先代リーダー
だったが、プロレーサーになる為に次代を弟に譲り、1人で走ることにした。
レース活動のために渡米していた時期もある。
「チームに少しも未練はない」と言ってはいるが、「ROLLING GUY」の車を
見かけると稽古をつけてあげる気持ちでバトルを仕掛けてくる。
〜テーマ曲〜
The Year Of The Dragon/Powerful T
乗っている車はAE86 トヨタカローラレビン GTアペックス(3ドア)。
高速サーキット用にチューンしたスペシャルマシンなので環状線の
タイトなブラインドコーナーに苦戦ぎみだが、巧みなドライビングテクニックで
カバーしている。素速いアクセルワークからのドリフト走行が得意。
パワーは200馬力。車重は900キロ。色は赤。エアロはノーマル。
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寺田 俊彦(てらだ としひこ)
(年齢は2007年8月のもの)
34歳。大阪府出身。通り名は「ボンネットアーティスト」。職業自動車塗装業。
クルマのボディペイントを扱うデザイナー。トラックのデコレーションとして
浮世絵などを描いていたが、最近ではスポーツカーのボンネットをキャンパスにしている。
ただし、愛車のボンネットは、いつか本当の芸術家になれたときのために、そのままに
してあるとか。ペイントが施された車を見かけると、出来を確かめにくるらしい。元々は
大阪のチーム「通天閣」のメンバーであった。
〜テーマ曲〜
Baby get my Fire tonight/Nuage
乗っている車はGX71 トヨタクレスタ GTツインターボ。
80スープラに乗っていたが、バトル中にタイヤがバーストしてしまい
スピンからクラッシュして大破。その後再起した彼は、知り合いの
中古車屋から買ったこの車に乗っている。スープラの2JZエンジンは
無事だったため、その2JZをクレスタに換装している。芸術も走りも常に
試行錯誤の毎日。理想のラインを求めて環状線を毎夜周回しているらしい。
パワーは480馬力。車重は1300キロ。色は青。エアロはモダンガレージ製。
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竹森 拓也(たけもり たくや)
(年齢は2007年8月のもの)
31歳。神奈川県出身。通り名は「イナズマシフトの拓也」。職業プロレーサー。
峠の上にあるホテルに毎日牛乳を配達するのが日課になっていて何時の
間にか走り屋になってしまった。最近ある有名なワークスチームの監督に目を
つけられ、プロの道を歩もうとしている。ただ本人は、街道に何かを置き忘れた
様な気がしてならない。暇を見て街道に姿を現し、その答えを探している。
以前に物凄い勢いで、豆腐屋の車に抜かれてしまってから、執拗にその車を
探していたが既に決着がついている。結果は、竹森の勝利で豆腐屋の車は
火を噴きながら崖下へとダイブしていった。それ以降、明確な走りへの目的を
失いつつあり、少し鬱ぎみである。
テーマ曲
I need your love/Dave Simon
乗っている車はAE86 トヨタスプリンタートレノ GTアペックス(2ドア)。
NAメカチューン仕様。前は3ドアのトレノや借り物のスターレットに乗っていた。
峠で身につけたテクニックで、登りのコーナーはグリップ、下りのコーナーは
ドリフトであざやかに駆け抜ける。重力の助けを借りたコーナリングは
得意だが、フラットな路面でのコーナーでは意外にもモタついてしまう。
パワーは190馬力。車重は813キロ。色は白黒。エアロはノーマル。
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ヴェイラー・リレアード
(年齢は2007年8月のもの)
33歳。アメリカ・フロリダ出身。通り名は「天然研究家」。職業地学者。
「勝つために最も必要な要素はコースを熟知すること」と言う信条を揚げ
コースの研究に余念がない。しかし、パドックにまで来てコース図を広げて
三角定規と分度器をあてている姿はいささか疑問の声が上がっている。
ただしその実力は本物。コース図を買ってないドライバーには眼中にないらしい。
〜テーマ曲〜
Goodbye Yellow Brick Road/Wain L
乗っている車はBL5 スバルレガシィ2.0GT スペックB。
曲げやすいセッティング、加速重視のギア比で挑んでくる。
トランクには路面計測用の機材がぎっしり。
トラクションがかかりやすくなって良いのだとか。
パワーは360馬力。車重は1450キロ。エアロはSTI製。色は緑。
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伊吹 双波(いぶき そうは)
(年齢は2007年8月のもの)
21歳。東京都出身。通り名は「下町のターマックキング」。
職業専門学校生。若くして、ターマックキングの異名をとる天才
ドライバー。限界ギリギリのコーナーリングは、見ている者に
感動すら覚えさせる。初めて走る場所でも天性の素質でミスが
少ない。まだまだ若いのでどこまでのびるのか期待されるドライバーである。
〜テーマ曲〜
Big Boy/Manuel
乗っている車はGGA−F スバルインプレッサスポーツワゴン WRX。
前に乗っていたGDBインプレッサは、「グラベルの」ラリーで
廃車にしてしまったらしく、今度はワゴンでの走りを極めるべく
このマシンを購入。ラリー仕様にカスタマイズし、相変わらず
クラスは違えど授業の合間を縫ってラリーに参戦中。
パワーは700馬力。車重は1310キロ。色は黒。エアロは純正フルエアロ。
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芝山 史浩(しばやま ふみひろ)
(年齢は2007年8月のもの)
31歳。徳島県出身。通り名は「ハマの白豹」。職業材木流通業。
15歳の時東京に引っ越してきた。独身の頃は、相手が初心者だろうが
構わずバトルを仕掛ける好戦的な性格だったが、子供ができてからは
少し変わってきた。サーキットを走っていることは妻に内緒なので、残業と
称して週に1度だけ、こっそり走りにくる。妻子に気遣う走りのクセで、
肝心なところでアクセルを抜いてしまうことも。
〜テーマ曲〜
Goin'On/Lolita
乗っている車はPV35 日産スカイラインセダン 350GTー8。
前はSW20に乗っていたが、雨の日に挙動を乱してスピンしてクラッシュ。
その後PV35スカイラインセダンを購入した。実は次期GT−Rが
欲しかったが、その予定がないのを知って今のマシンを購入した。
しかしそのスカイラインの性能のすばらしさに、最近は言葉を失いつつあり、
V35布教活動を行っている。
パワーは342馬力。車重は1606キロ。色は白でエアロはインパル製。
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高柳 美紀(たかやなぎ みき)
(年齢は2007年8月のもの)
26歳。秋田県出身。通り名は「スイートハニー」。
職業ゲームショップ店長。走り屋達のアイドル的存在で
見た目の可愛さもさることながら、その性格の明るさに
惚れる男は数え切れない。ここ1,2年間は充電期間中らしい。
彼女がモデルのポスターが存在するらしい。趣味はスポーツ観戦。
〜テーマ曲〜
S.O.S.To Your Heart/Priscilla
乗っている車はAW11 トヨタMR2 Gリミテッド。
車の乗り換え歴が激しく、EK9からA190のベンツに乗り換え、更に
SW20に乗り換えて今度はこのAW11に乗り換えた。AW11以前に
乗っていた3台のマシンは、チューン費用を稼ぐ為に乗り換える時に売却。
ブレーキをまったく使わない走法は、追走する者にとって予測と対策が
立てにくく、おかげで勝率も意外と高い。
パワーは170馬力。車重は900キロ。色は黄色。エアロはノーマル。
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レナド・ラザック
(年齢は2007年8月のもの)
32歳。オーストラリア・シドニー出身。通り名は「ひたむきな挑戦者」。
職業投資家。世界中を旅しながら各地のレース大会に参加を
続ける放浪のレーサー。自分の名声を上げるには、名声ある
相手を倒すことが一番の近道だと信じ人気、実力ともに絶頂期に
あるドライバーを選んで勝負を挑んでいるらしい。そんな勇気ある
挑戦と、負けても相手を称えるフェアな態度に既に多くの名声を
得ていることには当人は気づいていない。
〜テーマ曲〜
The Speed Of Light/Nick Key
乗っている車はSXE10 トヨタアルテッツァ RS200Zエディション。
元々は旅をする為の移動用として買ったのだが、気が付けば
ほぼフルチューンに。2JZ−GTEに換装している。
パワーは510馬力。車重は1290キロ。色は青。エアロはHKS製。
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藤尾 精哉(ふじお せいや)
(年齢は2007年8月のもの)
42歳。滋賀県出身。通り名は「死神ドライバー」。職業金型工場勤務。
走り屋のキャリアは長く、シルビア系ばかりを乗り継いできている。
1998年から首都高で走りはじめ、「環状線の四天王」の1人に
数えられるまでに成長。しかしその翌年環状線で大クラッシュ。
S15も大破した。その時に顔に大きな傷ができた。その後にまたS15を
購入したがまたクラッシュ。今度はRX−8を買ったがまた大クラッシュ。
現在はまたS15を購入し走り回っている。元俳優で、引退後はゴミ処理
業者で働いていた事がある。俳優時代にアクション映画に出演の為
プンチャックシラットの道場に通い、現在も通っている。RPG好き。
〜テーマ曲〜
Wheels Of Fire/Dave Rodgers
乗っている車はS15 日産シルビア スペックRエアロ。
死さえ恐れぬようなその走りは、他人をよせつけない雰囲気を
かもしだしている。事故をきっかけに、マシンへの愛情に目覚めた
ようで、愛車を傷つけてまで勝とうとする者を軽蔑している。
走り自体は死をも恐れぬ弾丸型だが、事故を経験した恐怖からか、
車内には最高級のロールバーを設置したり、ウレタンを注入したりと、
車体強化に余念がない。ブレーキを弱く設定し、ドリフトを鮮やかに
決める。まるでマシンと対話するかのように走り、ちょっとした異変を
感じるとすぐに調整のため、PAに戻る。
パワーは386馬力。車重は1180キロ。色は黒。エアロはニスモ製。
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三浦 由佳(みうら ゆか)
(年齢は2007年8月のもの)
34歳。埼玉県越谷市出身。通り名は「12時過ぎのシンデレラ」。職業翻訳家。
ワイルドな走りが魅力な帰国子女。窮屈な生活で溜まったストレスを
解消するため、午前0時過ぎにちょっと顔を出す。自分は国産車に
乗っているが、いっしょに走ってくれる人には馴染み深いアメ車に乗っていて
ほしいと思っている。アメリカ仕込みのワイルドな走りでいつも圧勝。彼女の
負けた姿は、まだ誰も見ていない。思ったことはすぐ口に出してしまうさっぱり
した性格で、異性から女性として見られないという悩みがある。幼い頃に
聞かされたおとぎ話に憧れて、「いつか自分だけの王子様が迎えに来る」と
信じていたら、いつの間にか30歳を超えてしまった。飽きっぽい性格で、
なかなか決着のつかないバトルを嫌う。車はAT一筋だったが、現在はMTの
RX−8に乗り換えた。日本に戻ってきてからは現在まで剣道を習っている。
〜テーマ曲〜
Super Kaiser/Garcon
乗っている車はSE3P マツダRX−8 タイプS。エンジンはボルトオンターボ。
元々FD3Sに乗っていたが事故で大クラッシュ、一発廃車に。RX−8に
乗り換える。走り屋としては12年というかなりのキャリアを積んでいる。その
隙のない走りと完成されたマシンは相当経験を積んだドライバーでさえ、
プレッシャーを感じずにはいられない。アメリカでの留学経験から向こうの
レース界にも顔が利く。今では女性ドライバーたちのカリスマ的存在になっており、
相談を受けることも多い。思ったことはすぐ口に出してしまうサッパリした性格から、
男性に異性として見られないという悩みを抱えている。
パワーは333馬力。車重は1272キロ。色は黄色。エアロはヴェルテックス製。
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小野田 博人(おのだ ひろと)
(年齢は2007年8月のもの)
36歳。新潟県長岡市出身。通り名は「真夜中の銀狼」。職業家電修理技師。
元ハンター。群れる事なく一人で走り続けている。彼と走ると必ず
事故ってしまうという。だが以前に、大事な友人をバトル中、うっかり
接触して事故らせてしまったことに今でも責任を感じている。それ以来、
車をぶつけてくるような荒々しいドライバーに強い警戒心を抱いている。
以前は環状線の四天王と呼ばれ、全累計勝利数500という記録は
今も爆然と輝きつづけている。プライドが高く、少なくとも自分の記録を
凌駕するくらいの腕前がなければバトルする価値などないと言い切る。
当の本人はかなりケンカっ早く、中学時代からケンカまみれの生活を
送ってきた。しかし今は丸くなり、基本的には熱血だが冷静な判断も
出来るように。器械運動の種目が大得意で、アクロバティックな動きが
今の走り屋生活の一部を支えている。人間関係のもつれからチームを離れ、
一人で首都高を流すようになった。真夜中にのみ首都高に現れることから、
この通り名が付いたようだ。
〜テーマ曲〜
Boom Boom Fire/D.essex
乗っている車はBCNR33 日産スカイラインGT−R Vスペック。
前はR32GT−Rに乗っていた。ナイトライダーのようなカスタムを施したZ32に
乗っていたこともあったが、周りからの視線に耐えきれずBCNR33にしたという。
今は第一線を退いているものの、かつて「環状線の四天王」と呼ばれていた
腕前は健在。車の流れを瞬時に読み取り、それをすり抜けて行く技は
まさに芸術だ。車は小回りの利く、加速重視のセッティングとなっている。
パワーは397馬力。車重は1412キロ。色は銀。エアロはノーマル。
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高崎 和人(たかさき かずと)
(年齢は2007年8月のもの)
36歳。石川県加賀市出身。通り名は「裏切りのジャックナイフ」。
職業布団メーカー勤務。十三鬼将の1人。2000年頃から
走りに目覚め、あっという間に環状線では有数の実力者と
して知られるようになった。「トゥルースライド」宮川 哲に
師事していたが、今では師匠と肩を並べるほどの走り屋に
成長。天才的な技のキレを見せる。きついコーナーを攻める
のが得意で、直角に曲がるコーナリングを見せてくれる。
スタイルにこだわる男。普段から、ファッションをびしっと決めて
いて、首都高ドライバーとしては不自然なほど。走りよりも
見かけへの注文が多く、中途半端にドレスアップしてあるような
マシンは絶対に許せないらしい。また、母親が合気道の師範で
10歳の頃から護身術の為にとその技を叩き込まれて来た。
現在は三段の実力に迄成長。RPG好き。
〜テーマ曲〜
Rock Me Tonight/Electric Rock Band
乗っている車はN15 日産パルサーVZ−R N1と
RPS13 日産シルエイティ タイプX96年型の2台。
パルサーはシルエイティの前に乗っていたマシンで
普段のアシになっている。シルエイティはつい最近また買ったらしい。
昔はS13やS15、FD3Sに乗っていた事もある。
以前からその天才的な走りには定評があったが、地道な特訓により、
さらに磨きがかかっている。バトル相手の後ろにピッタリつけ、わずかな
隙を見計らって前に出る。プレッシャーのかけ方も上手く、先行する
ドライバーはその精神力を試される。ただし、ブロックに関しては未熟。
スタイリッシュな走りを心がけ、勝ち方にもこだわる男。ドレスアップにも
気を配り、プロポーションを崩すようなパーツは、たとえ性能がアップ
しようが装着しない。その外見にダマされ、カモりにきたドライバーは、
完成されたマシンと驚異の走りを肌で感じるハメになる。
パルサーのパワーは249馬力。車重は1017キロ。
色はグレー。エアロはノーマル。
シルエイティのパワーは320馬力。車重は1100キロ。
色は黄色。エアロはパーティ製。
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宮川 哲(みやかわ さとる)
(年齢は2007年8月のもの)
36歳。京都府福知山市出身。通り名は「トゥルー スライド」。
職業レーシングメカニック。元十三鬼将の1人。かつて「TEAM CATZ」の
リーダーだったが、メンバーにその座を追われた。追放されたことへの無念を
闘志に変え、連戦連勝。「ユウウツな天使」こと飯田恵を神格視している。
その飯田恵とドラテクの弟子の高崎和人がそれぞれ格闘技をやっている事に
感化され、自身も30歳から格闘技を始めた。ただ、過去の経歴から人と
関わるのが余り得意では無い為、新興格闘技のシュートボクシングと
マイナーな忍術を選択。こちらも元のチームメンバーを見返す意味で
猛特訓を重ね、なかなかの腕前を誇っている。
〜テーマ曲〜
Revenger/Black Power
乗っている車はS12 日産シルビアターボ RS−X。
前はNAのZ32に乗っていたが、トラックの幅寄せにあって一発廃車に。
夜の闇にとけ込むようなディープブルーのマシンに乗る。やや軽量化に
不備の残るマシンゆえに、コーナーに突入した車体を引っ張れるような
最高級のブレーキを搭載。そのせいで、さらに車重が増えてしまった。
首都高速環状線は、目をつぶっても走れるほど徹底的に頭に叩き込み、
ブラインドコーナーでもスピードを緩めない。
パワーは280馬力。車重は1100キロ。色は深い青。エアロはノーマル。
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飯田 恵(いいだ めぐみ)
(年齢は2007年8月のもの)
27歳。大阪府東大阪市出身。通り名は「ユウウツな天使」。
職業秘書。十三鬼将の1人。そのミステリアスな美貌は走り屋たちの注目の
的だが、それ以上に“奇蹟”とさえいわれているドライビングテクニックで有名。
「「迅帝」は走り屋たちの妄想が生み出した伝説」とその存在を疑う。車内を
花の香りで満たし、いつももの憂げな雰囲気を漂わせている。気に入った男を
見つけるとすぐに助手席に乗せたがるのだが、バトルになると性格が豹変。
それを見て逃げ出した男は数知れない。普段の態度からは、やる気をまったく
感じない。だが、マシンに乗り込むと圧倒的な速さを見せつけて、逆に相手の
やる気を削いでしまう不思議な性格の持ち主。昔のことはあまり語りたがらない。
基本的には分析好き。14歳からキックボクシングを始めた元プロキックボクサーで、
現在は大塚と兼山にキックボクシングを教えている。キックボクシングでも試合では
闘争本能むき出しのスタイルで果敢に攻めて行く。
〜テーマ曲〜
Music for the people/Dave Rodgers&Jennifer Batten
乗っている車はS14 日産シルビアK’s 93年前期型。
「原点に戻ってみよう」と考えRX−8から乗り換えた。FR至上主義で、
その他の駆動系マシンを蔑視している。中クラスのマシンをバリバリに
仕上げて、直線勝負でもタイトなコーナーでも対応できる走りを
見せる。最高速重視のチューニングから、立ち上がりに重点を置いた
仕様に変更して短期決戦向きのマシンに仕上げ、一瞬のうちに
勝負をつけてしまう。元々は同じS14シルビアの前期型に乗って
首都高を攻め、その後S14後期型、S15、RX−8と乗り換えていった。
パワーは317馬力。車重は1249キロ。色はピンク。エアロはD−MAX製。
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栗山 祐二(くりやま ゆうじ)
(年齢は2007年8月のもの)
35歳。福岡県大牟田市出身。通り名は「ハードウェポン」。
職業警備会社勤務。4歳の時に岐阜へ引っ越すが、両親が自殺。
その後岐阜の孤児院で育った。「墜落の刃」こと岩村僚一、
「ブラッドハウンド」こと鈴木流斗らとは、同じ孤児院で育ち、実の兄弟の
ように親しい。出所してからは、傭兵として各国を転々と渡り歩いていた
らしい。そのため極度のミリタリーマニアで、ナイフやモデルガンを集めるのが
趣味。他にも動物好きという暖かい一面があるほか、バトルで稼いだ金を
自分が育った孤児院に送ったりもしている面もある。傭兵として生きる中で
クラヴ・マガ、太極拳、カンフー、柔道、エスクリマ、シラット、ボクシング等
様々な近接格闘術を身につけて来た。
〜テーマ曲〜
Dancing in the starlight/Dave Rodgers
乗っている車は、JZX100 トヨタチェイサー ツアラーV。
元々はアルテッツアのAS200に乗っていたが、バトルで廃車に。
その後100チェイサーからランエボ8に乗り換えたが、乗り慣れずに
この車をもう1度買いなおした。感覚が麻痺しているのか、クラッシュを
恐れない走りをする。愛車のチェイサーは2500ccながら、3000cc
クラスをも楽に凌駕する戦闘力を秘めたマシン。強烈なコーナリング
スピードと大胆なライン取りに、首都高では向かうところ敵ナシ。どんな
相手にもけっして気を抜かず、全力でバトルする。恐れを知らぬコーナーの
突っ込みは、相手を恐れさせる。「バトルでは常にリスクがつきもの」と豪語し、
ブレーキには手を加えずノーマルのままでいる自分に惚れ込んでいる。
パワーは450馬力。車重は1300キロ。色は橙。エアロはJTCC仕様。
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岩村 僚一(いわむら りょういち)
(年齢は2007年8月のもの)
36歳。愛知県一宮市出身。通り名は「墜落の刃」。職業金属加工業。
元十三鬼将の1人。「ハードウェポン」こと栗山祐二、
「ブラッドハウンド」こと鈴木流斗とは同じ孤児院の出身。3人の
中では1番クールで、現実的。熱狂的なホラー映画マニア。
栗山と流斗に感化され、2003年から本格的に太極拳を習っている。
〜テーマ曲〜
Let's Turn It Up/Mr.Groove
乗っている車はY33 日産セドリック ブロアム。
エンジンのパワーアップはもちろん、極限まで軽量化。大きな体に
すばやい動きで簡単には勝たせてくれない。徹底的に軽量化した
ボディとギンギンにチューンされたエンジンで深川線や湾岸線では、
約300km/hを記録。ローダウンしてはいるのだが、それでも挙動が
安定しないようで、左右の揺さぶりには弱い。
パワーは411馬力。車重は1591キロ。色は銀。エアロはMスポーツ製。
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鈴木 流斗(すずき りゅうと)
(年齢は2007年8月のもの)
37歳。奈良県大和高田市出身。通り名は「ブラッドハウンド」。
職業飲料メーカー勤務。10歳の時に岐阜に引っ越すが、3年後
両親が交通事故で死亡して孤児院で育てられた。
「ハード ウェポン」こと栗山祐二、「墜落の刃」こと岩村僚一とは
同じ孤児院の出身。この2人を走りの世界に引き込んだのは彼。
3人の中ではリーダー格で、「迅帝」こと宝坂令次に強い憧れを抱く。
ハードウェポン、墜落の刃にとっては兄のような存在。
「シタール兼山」こと兼山信也の弟子。昔からコツコツと努力して、
ここまで這い上がってきた苦労人。いつまでも謙虚な姿勢を失わない。
スネークアイズの出現によって同志たちが次々と首都高を降りていく中、
ただ1人走り続けている。成熟したテクニックと年齢を感じさせない
アグレッシブな走りで多くの若い走り屋たちに慕われている。典型的な
チェイサースタイルで、相手を徹底的に追いつめる。先行しても後を顧みず、
ひたすら前だけを見て進む。同じく孤児だった百瀬和美とはその境遇と
出身地方から仲が良く、カンフーを30歳の時から彼女から習っている。
こっちでもコツコツとした努力により、相当の実力を持っている。
「裏切りのジャックナイフ」とは車や格闘技の事で確執あり。
〜テーマ曲〜
Space Invader/Dave Rodgers
乗っているマシンはJZS161 トヨタアリスト V300。
ハイパワーなマシンを器用に乗りこなし、セダン乗りとしては、首都高
最強といわれている。車体の重さを感じさせない軽快なハンドリングを
見せ、特にトラックなどの物陰に隠れつつ、相手の意表をつく戦法が
特徴。特に相手が先行すると、後ろからあらゆる手段を使って
揺さぶりをかけ、プレッシャーで自滅するのを待つ戦法が得意。
自分が先行している時は神業とも言えるコーナリングで少しずつ
差を広げていく。前はヴェロッサに乗っていた事もあった。
馬力は494馬力。車重は1509キロ。色は赤。エアロはC−ONE製。
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大塚 誠(おおつか まこと)
(年齢は2007年8月のもの)
(イラスト:ソルリエス氏)
33歳。静岡県富士宮市出身。通り名は「ルシファー大塚」。職業バイク雑誌編集者。
十三鬼将の1人。元プロライダー。「彼とバトルした者は、二度と首都高には
戻って来れない」。噂が噂を呼び、対戦する相手がいなくなってしまった。
速い車に乗っている者としかバトルはしない。「ユウウツな天使」飯田 恵の元・恋人。
性格は堅物で真面目。バトルで相手をカンプ無きまでに討ち倒し、その心に深い傷を
植え付ける。戦う相手がいなくならないよう、最近は強い相手を選ぶようにしているとか。
恵とは別れた今でも良く会っており、29歳から兼山と共にキックボクシングを護身術に
教えて貰っている。32歳の時にキックボクシングのプロライセンスを取得した。
〜テーマ曲〜
Eurohero/Neo
乗っている車はAP1 ホンダS2000。ルーフはハードトップ。
そのマシンの心臓部は極限までチューニングとセッティングが施され、
後はVTECターボくらいしかチューンの道は残されていない程である。
パワーは282馬力。車重は1309キロ。色は黒。エアロは無限製。
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アレイレル・エスイトクス
(年齢は2007年8月のもの)
37歳。アメリカ・デトロイト出身。通り名は「スティール ハート」。
職業カー用品店勤務。十三鬼将の1人。日夜、クルマのことしか
頭にないような男で、女性に対しても淡白だが、多くの女性ファンが
存在する。「ルシファー大塚」、「シタール兼山」は彼の弟子にあたる。
どんなにプレッシャーをかけられても、自分がミスったとしても、動じる
ことの無い「鋼鉄の心臓」が武器。年齢の増加によるレースでの
体力低下を心配し、20歳の頃から走り込みのかたわらで
エクストリームマーシャルアーツを習得している。その為常人では
無い程の足腰のバネを持ち、アクロバティックな動きも得意。
また子供の頃に誘拐されそうになった所をエスクリマ使いの人間に
助けられた事で、彼も9歳の時からエスクリマを今でも習い続けている。
〜テーマ曲〜
Ready steady go!/Manuel
乗っている車はUZZ40 トヨタソアラ 430SCV。
前は80スープラに乗っていたが、ボディの老朽化が進んできた為
この車に買い換えた。その冷静な判断力はどんなわずかな勝機も
逃がさない。逆に、先行しているときでもけっして油断を見せることは
ないので、パスするのは至難の技。マシンはオーソドックスに
仕上げており、無理のない仕様になっている。何故か女にモテまくる。
パワーは374馬力。車重は1509キロ。色は緑。エアロはブリッツ。
サードのGTウィング付き。
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稲本 明(いなもと あきら)
(年齢は2007年8月のもの)
34歳。宮城県名取市出身。通り名は「ダイング スター」。職業パチンコ店経営。
十三鬼将の中でも、四天王と呼ばれているうちの1人。天才的な技の
キレを見せ、特にきついカーブを得意とし直角に曲がるコーナリングを見せる。
一時は引退も考えていたが、「迅帝」の出現が彼の闘志に火を付けた。
テクニックは素晴らしいものを持つが、メンタル的な弱さを持ち合わせ、
1度敗北を味わうと立ち直るのに1ヶ月以上はかかるという。
また体力作りの為、12歳からボクシング、剛柔流空手、
柔道を習っている。RPG好き。
〜テーマ曲〜
Motto-Motto Inamoto/Franz Tornado and Bazooka Girl
乗っている車はEG6 ホンダシビックSIRUと
Z15A 三菱GTOツインターボMRの2台。
EG6は高校卒業後パチンコ屋に就職した記念に買った車で、
長年乗り続けハードなチューンを施していた。
が、後に長く乗り続けるために軽めのチューンにしたという。
純金の車体が姿を現すだけで、首都高が光り輝く。
街灯の光の反射を利用して相手の目をくらませている。
パワーは240馬力。車重は1003キロ。色はゴールド。エアロは無限製。
GTOは首都高を本格的に攻めるために買った車で、
軽量化してパワーもアップ。加速力ではトップクラスを誇るマシン。
スポーティと言えばZ15、というほどのこだわりを持って車を選んだ。
チューンすることで想像する以上のパワーを発揮する愛車に、
今ではすっかり惚れ込んでいる。ローギアード・クロスで高回転を
維持して走る。根っからのGTO好きで現在のGTOはゆうに3台目となる。
本気をアピールしている。
パワーは480馬力。車重は1550キロ。色は青。
エアロはエアロクラフトKAZE製。
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岸 泰紀(きし やすのり)
(年齢は2007年8月のもの)
42歳。北海道札幌市出身。通り名は「夢見の生霊」。職業ジャーナリスト。
十三鬼将の中でも、四天王と呼ばれているうちの1人。腕はあり、
キャリアも長いのだが、陰湿な性格のせいで他の十三鬼将からは
忌み嫌われている。かつて「迅帝」と共に走っていたと、吹聴しているが、
その真偽は不明。危険な走りには鬼気迫るモノがある。
プライドが高く、自分が負けても容易にそれを認めようとしない。一方で、
なかなか自分に勝てない走り屋に匿名でアドバイスのメールを送ることもある。
ただしブレーキングがかなりヘタクソ。40歳から百瀬和美に頼み込んで
筋トレとプロレス技主体の手技を教え込んでもらっている。RPG好き。
〜テーマ曲〜
Not For Sale/GO 2
乗っている車はNA2 ホンダNSXーR。
驚異的な最高速を生む高速チューンで、何か危険なモノが
乗り移ったかのような走りを見せる。低回転でのトルク不足には、
カウンターをあてずに極力減速をおさえる、ゼロカウンターという高等
テクニックで対応している。直線コースには「愛」と言ってよいほどの
情熱を注ぎ、時には信じられないほどの速さを発揮。減速という
言葉を知らないかのような走りだが、コーナリングでは運任せの要素が
強いため、数回に1回は壁にボディを擦らせている。その代わり、
成功すればまさに神業。かつては環状線の最速ラップ保持者で
あった。ミラー越しに彼を見た者は数少ない。
パワーは371馬力。車重は1127キロ。色は黄色。エアロはソーサリー製。
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沢田 弘樹(さわだ ひろき)
(年齢は2007年8月のもの)
42歳。神奈川県藤沢市出身。通り名は「追撃のテイルガンナー」。
職業少年サッカーチームの監督。十三鬼将の中でも、四天王と
呼ばれているうちの1人。首都高最速の座にあと一歩というところまで
昇りつめたこともある。「迅帝」こそが自分の求めていた走り屋と確信。
命を燃やしつくすかのように走り続ける。陽気なキャラクターと元気の
いい走りで人気がある。トップに名を連ねるだけに、テクニックは侮れない。
元プロサッカー選手で、25歳の時からヨーロッパ各地を飛び回っていた。
その為ヨーロッパ各地の言語に堪能で、日本語の他にも英語、イタリア語、
スペイン語、フランス語、ドイツ語を操る。しかし1999年、34歳の時に
ケガをして引退した。現在は日本で少年サッカーチームを設立し、
監督として活躍中。「シャドウアイズ」こと遠藤真由美とは走りのライバル。
その真由美からは36歳からテコンドーを習っている。真由美曰く
サッカーで鍛えたフットワークの良さも手伝って、かなり上達が早いのだとか。
〜テーマ曲〜
Super Striker/Go 2
乗っている車はFC3S マツダRX−7 アンフィニV。
RX−7の前は中古で譲り受けたNAの30ソアラに乗っていた。
FD後期型の280馬力を発生するエンジンに乗せ換えている。
堅実な走りが信条。けっしてムチャはしないが、それでも十分速いのは、
的確な状況判断と大パワーに仕上げられたエンジンのおかげだろう。
足回りのチューンに関しては、まだ自分では納得がいかないらしい。
パワーは466馬力。車重は1170キロ。色は赤。エアロはBNスポーツ製。
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遠藤 真由美(えんどう まゆみ)
(年齢は2007年8月のもの)
37歳。東京都立川市出身。通り名は「シャドウアイズ」。職業プロレーサー。
十三鬼将の中でも、四天王と呼ばれているうちの1人。
「追撃のテイルガンナー」を激しくライバル視していたが、「迅帝」の
出現により、彼を「自らの求める真のライバル」と確信。新たな闘志を
燃えあがらせている。精神面を鍛えるために、アメリカに渡っていたという
ウワサもある。7歳の時に両親が離婚し、男手1つで育て上げられた。
そのため一人称が「俺」で男勝りな姉御肌の性格。その性格から、
小さい頃からよくケンカしていたこともあり、それが9歳から格闘技を始める
きっかけに。足技系の格闘技が得意。沢田弘樹とは交際中。
〜テーマ曲〜
SPACE COWBOY/MEGA NRG MAN
乗っている車はEF8 ホンダCR−X SIRと
JZA70 トヨタスープラ 2,5GTツインターボRの2台。
CR−Xは免許取得後に最初に買ったマシンで今でも
乗っている。わざと相手を先行させ、猛スピードで差し切る。
これが、本来得意とする戦法だが、戦う相手の車により
手を変えてくることもある。
パワーは228馬力。車重は819キロ。色は灰色。
エアロはチャージスピード製。
最初はCR−Xでガンガン走っていたが、段々周りのパワーアップに
ついて行けなくなり、70スープラを購入した。テクニックを
マシンパワーでカバーしようという傾向が強いが、そのパワーを乗りこなす
腕があることも確か。かなり年代もののマシンを使っているが、中身は
最新のパーツを組んでおり、外見もかなりいじっている。
パワーは450馬力。車重は1374キロ。色は紫。エアロはBOMEX製。
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宝坂 令次(たからざか れいじ)
(年齢は2007年8月のもの)
29歳。山梨県甲州市出身。通り名は「迅帝」。職業医師。
十三鬼将のリーダー。「パープルメテオ」こと椎名 連の弟子。
ある暑い夜、突然、首都高に現れ、次々と走り屋たちの
チームのリーダーを打ち負かして頂点に登り詰めた。
いつも突然、現れる。はるか前方を走るクルマの動きを読み、
それさえも利用する走りはまさに天才。走りに対する姿勢は
ストイックで、スピードだけがこの世の中でたったひとつの真実だと
信じて疑っていない。性格は寡黙で冷静沈着。
ちなみに妹がいる。そして彼には昔彼女がいたが、その彼女は
重い病気で入院していた。だが、彼は走りに没頭していてろくに
見舞いにも行かない内に、彼女は亡くなってしまった。
それ以来、走りに対する想いは揺らぎ、走り続ける事が
出来なくなってしまった。そして28歳から走り以外の他の事に没頭する
為に、百瀬和美から自分の長い足を活かしたカポエイラを習っている。
〜テーマ曲〜
Rock My Heart/Matt Land
乗っている車はBNR34 日産スカイラインGT−R VスペックUと
GDB スバルインプレッサ WRXSTI スペックC(丸目)の2台。
前はタカ目のGDBインプレッサに乗っていたことも。
タカ目インプレッサに乗り換える前にR34を全損、爆発炎上させて
しまったことがある。その為に今のR34は2台目。
エンジンの限界を試すようなパワーチューンと、それを載せるボディと
足回りの強化を施している。
スタート時点で圧倒的な加速力を見せ、一気に最高速まで
引っ張る超ド級のエンジンと、それを完全に乗りこなす高い技術力は
もはや人間業とは思えない。アザーカーの動きを完璧に予測して、
相手を封じ込めてしまうことも。
R34のパワーは643馬力。車重は1320キロ。色は水色。エアロはMCR製。
GDBは430馬力。車重は1448キロ。色は水色。エアロはチャージスピード製。
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