グラカス・リレデバルド
（年齢は２００７年８月のもの）
主人公。２４歳。シュア王国出身。シュア王国第１騎士団団長。
熱血で直情的。騎士としての礼儀はあまり見られないが、
それを補う程の剣の強さを見せる。エリフィルとはどちらが
強いかで対立しており、演習の時には本気でやり合う程。
彼の剣技はとにかくシュアの型式を基準にして、パワー
重視で攻めて来るスタイル。荒削りではあるが、若い
ながらに第１騎士団団長を務めるだけあって評価が高い。
バーレンの魔法剣士隊副隊長であるジェクトと、ファルスの
将軍ルザロの噂を聞き、同じ騎士として負けられないと
日々闘志を燃やしているらしい。
エリフィル・エルフレッド
（年齢は２００７年８月のもの）
２６歳。シュア王国出身。シュア王国第２騎士団団長。
グラカスとは同期。ただ、彼と違って礼儀はある。グラカスとは
剣の腕で対立しており、どっちが上か決着を付けようと
思っている。剣技に関してはグラカスと同じくシュアの型式を
基準にしてはいるが、スピード重視の戦い方を見せる。それが
余計にグラカスとエリフィルの対立の原因となっているのだとか。
バーレンの剣士隊隊長であるカリフォンとは面識があり、
お互いに剣の腕を認め合ったライバル同士。またファルスの
宰相であるカルソンの剣と弓を同時に使いこなす戦闘スタイルに
興味を持ち、１度その戦いぶりを見てみたいと思っているらしいが
団長と言う事で忙しく見に行きたくても見に行けないらしい。
ヒーヴォリー・ジェヴァザート
（年齢は２００７年８月のもの）
２３歳。シュア王国出身。シュア王国第１騎士団副団長。
グラカスとは騎士学校時代からの友人で、血の気の多い
グラカスをサポートし、冷静沈着に任務をこなす。弓だけで無く
魔法も使えるので、後方支援として戦場において重宝される
存在。ファルスのティハーンとバーレンのグラルダーから勝手に
ライバル視されて居る事は本人も気がついているが、微塵も
相手にせずに自分の技術を磨く事に専念している。
バリスディ・ノーヴァダイン
（年齢は２００７年８月のもの）
２２歳。シュア王国出身。シュア王国第２騎士団
副騎士団長。団長のエリフィルとは性格も戦い方も
反対で、軽い性格でノリが良い。戦いにおいては
大きな斧を縦横無尽に振り回して敵を圧倒する
典型的なパワータイプ。それだけではなく魔法も使える
為に前衛において、後方支援のヒーヴォリーとコンビで
重宝されている。ファルスの右翼騎士団副団長
カノレルとバーレンの斧隊隊長シュソンは昔からの
知り合いであり、斧使い同士で鍛練をした事も。
メリラ・サーリュヴェル
（年齢は２００７年８月のもの）
２７歳。シュア王国出身。シュア王国第３騎士団団長。
新団長として抜擢された若き女性。魔法剣士として活躍し、
大きな剣を振り回すパワータイプの騎士。また魔法に
関してもアーロスやセフリスからもお墨付きを貰う程の威力と
詠唱スピードを誇る。が、それ故に自分の能力を過信しがち。
更に第３騎士団は近衛騎士団として憧れの的でもあるが、
メリラはそれを鼻にかけて他の騎士団を馬鹿にしている。
ファルスのテトティスとバーレンのアイリーナとはライバル関係。
ロクウィン・バラルラック
（年齢は２００７年８月のもの）（イラスト：うっしー氏）
２５歳。シュア王国出身。シュア王国第３騎士団副団長。
若き隻眼の槍使い。曲がった事が大嫌いで正々堂々を
信条とし、卑怯な手を使ってくる相手には卑怯な手を
使われた途端逆上し、全開モードで何としてでも倒そうとする。
それでも一切卑怯な手は使わないのだが、その真っ直ぐな
性格ゆえに卑怯な手で畳み掛けられて負ける事もしばしば。
ファルスのミアフィンとバーレンのファルレナとは顔見知りであり、
２人が留学してきた時に仲良くなった。槍の腕前に関しては
この若さで副騎士団長に抜擢されるだけあり、自他共に認める
かなりの腕前。左目の傷は野盗との戦闘中に負った物である。
メリラの傲慢さには頭を痛めているらしい。
アーロス・リラレッツ
（年齢は２００７年８月のもの）
２８歳。シュア王国出身。シュア王国の魔導師部隊隊長。
魔法の腕は若いながら隊長を務めるだけありかなり立つ。
その事から少し他を見下すような言動を取る。彼の魔法が
凄い理由はその威力にあり、詠唱のスピードこそ遅めだが、
それを補って威力は抜群。その威力の前に涙を飲んだ
兵士は数知れないのだとか。また魔法で剣士に対抗する
為に、現在ではファルスの左翼騎士団長リアンと１度
手合わせをしてみたいと思っているらしい。また、バーレンの
宰相のロナにその魔法の技術を買われてバーレンに
スカウトされた事がある。ちなみに魔法が使えない時の
為にナイフを２本持っている。
セフリス・ソディラー
（年齢は２００７年８月のもの）
２１歳。シュア王国出身。シュア王国の魔導師部隊副隊長。
何かと１人で居る事が多く、余り自分の意見を言う事は無い。
魔法はアーロスに比べて威力が余り無いが詠唱のスピードは
自他共に速いのが評判で、その詠唱スピードの前には相手の
騎士達が向かって来る前に撃退されてしまう事も少なく無い。
その事には少し自信があり、ファルスで評判が高いシャラードの
槍とバーレンのティレフの槍と対決してみたいとか。
アーロスと同じくナイフを２本所持している。
レフナス・ジェノドール
（年齢は２００７年８月のもの）
１７歳。シュア王国出身。シュア王国の国王。
将来は父を超える位の立派な王になろうと日々努力中。
温厚な性格で滅多に怒る事は無い優しい性格であると
同時に冷静沈着。剣は使えないがその代わり魔法を日々
習っており、魔導師部隊の隊員達に負けない様に魔法を
勉強している。国王である為に、特にシュアと繋がりの深い
ファルスとバーレンのそれぞれの王について行けるのか
不安らしい。父王が１５歳の時に病死してしまった為、
僅か１５歳で王位についた。
アルバス・エルクベルク
（年齢は２００７年８月のもの）
２９歳。シュア王国出身。シュア王国の宰相。
宰相らしからぬ、明るく元気なムードメーカー的存在。
剣の腕も騎士団の物をベースに我流交じりで評価抜群。
「どこを如何すればもっと効率よく戦う事が出来るか」と
自分で更に考えて剣のスタイルを手に入れた。まだ
若い国王をしっかり支えつつ、日々国の運営に
尽力している。前に見た事があるファルスの右翼騎士団
団長のラシェンの剣術、それからバーレンの魔法剣士隊
隊長のロオンの剣術を自分の剣術に取り入れたいらしい。
ザヴァリー・オースナンド
（年齢は２００７年８月のもの）
４０歳。シュア王国出身。無口で落ち着いた性格だが、
伊達に年を食っている訳では無い。弓を使ってギルドの任務を
こなしたり狩りをしているのだが、彼の弓さばきに関してはかなり
有名な物となっており、弟子入りを志願する者も多い。だが彼は
一切弟子は取らないと言う事を決めている。理由はただ単に
弟子を育てるのがめんどくさいと言う理由だかららしい。
マクス・エーノヴィッツ
（年齢は２００７年８月のもの）
３５歳。シュア王国出身。シュア王国の酒場のギルドでは
とても有名な情報屋で世界中を飛び回っているが、そんな
彼の容姿は他の人間にちょっと恐れられている。でも実は
物腰穏やかな良い青年で、何で自分には情報を求める時
以外でみんな話しかけてくれないのだろうと悩み続ける日々を
過ごしている。武器はオーソドックスなロングソードを使用。
ルグレン・アーヴィサート
（年齢は２００７年８月のもの）
２５歳。シュア王国出身。ギルド所属の戦士。彼がバトルを
すると、その後その場所が火を噴いた様に、熱い風が
巻き起こる様が恐れられる原因となっている。実際に両手剣を
振るって戦うが、端から見ると地味な物である。だが彼自身が
熱くなり易い性格で口も余り良くないので、自然と周りの
ボルテージが上がってしまい何時の間にか周りの人間の
闘争心がかき立てられると言う。
ジュレラム・タグドー
（年齢は２００７年８月のもの）
２３歳。シュア王国出身。ギルド所属の戦士。この世界
各地の情報を集める為に何時も王都のギルドに入り
浸っている。なので様々な冒険者と横の繋がりを多く
持っており、世界各地の情報、気になる情報を多く
持っている。バトルのテクニックも色々な情報を聞いて
来ただけに、バトルの時になると２本の短剣でかなり
良いバトルを繰り広げる飄々とした性格の持ち主。
ジェディル・ザレイリウス
（年齢は２００７年８月のもの）
２６歳。ファルス帝国出身。職業旅人。トレードマークとして
オレンジが基調の服を何時も着用しており、戦う時は魔力で
パワーアップしているのでとても厄介な存在。武器も大きな
両手剣を使う上に、ボディも打たれ強い。旅をする中で伝説の
ドラゴンについての情報を手に入れ、どうにかしてその伝説を
自分の物にしようと躍起になっている。過去に仲間に裏切られた
経験があり、かなり性格が歪んだ残忍な物になってしまっている。
立ちはだかる者や反抗する者に対しては平気で相手の指を
へし折ったりする等、暴力的な事にも一切の躊躇が見られない。
アーヴィジ・ナーサレッツ
（年齢は２００７年８月のもの）
２２歳。ヴィーンラディ王国出身。職業旅人。仲間に裏切られた
経験を持つザレイリウスに、彼は絶対に裏切らず今まで付き合って
来た戦友。彼の武器は片手剣なのだが、縦に長い大きな盾を
持っており、それで突進攻撃を仕掛けて来たりもする何とも珍しい
スタイルで戦う。魔法も使えるのだが、大地の能力だけでは無く
砂嵐を巻き起こしたりする等、若干風に関する能力を扱えるのが
普通の魔導師と違うポイント。元々はクールな性格だったのだが、
彼もまたザレイリウスの影響で相手を追い詰める事に快感を
覚える様になってしまった。