北 晴菜&橋本信宏〜ジョルジョ・ブルーノ&アラン・ダナウェイ


登場人物紹介

北 晴菜(きた はるな)

橋本 信宏(はしもと のぶひろ)

ジョルジョ・ブルーノ

アラン・ダナウェイ





プロローグ

イギリスのロンドン郊外にある大きな4階建ての廃墟のビル。

そこで、誰にも知られずに核兵器プログラムの取引が行われようとしていた。

しかし、国際特殊諜報機関『VSSE』は、その情報を素早く感知する。

そして、その計画を阻止するべく、立ち上がるのだった。


Stage1-Area1 Contact

時は夕暮れ、場所は港。

その港は背後に廃虚ビルがそびえ立っている。そこに1人の男が海を見に来ている。

彼の名は橋本 信宏(はしもと のぶひろ)。

F1ドライバーを目指していたが事故で断念し、現在は別のレース活動をしているプロのレーサー。

信宏「……(久しぶりの海…夕焼けが綺麗だな…)」


そう考えつつ自分の愛車…マツダのユーノスコスモにもたれかかっている。背後では、恐ろしい計画が立てられているとも知らずに…。

その時、背後から声が。

?「あの…そこで何をしてるんですか?」

信宏「え…?」

信宏が振り向くと、そこには青いジャケットを着た黒髪の女性が。

信宏「何って…海を見に来ただけだけど…」

?「すみませんが…ここは今、立ち入り禁止区域なんです…場所を移していただけると嬉しいのですが…」

信宏「あ…はい…どうも、すみませ……」

そう言いかけた信宏の足元を何かがかすめた。よく見ると…それは銃弾だった!!


信宏「うわっ!?」

?「くっ…とりあえず、こっちへ!!」

その女性は信宏の腕を引きコンテナに隠れる。

信宏「さっきのは…?」

?「あのビルでは…今、核兵器プログラムが行われているらしいんです。さっきの攻撃はその計画者の仲間の攻撃です。

その核プログラムを阻止すべく…私達、VSSEが立ち上がるんです」

信宏「……VSSE?」

展開に全然ついていけない信宏。

?「あ、申し遅れました。私は北 晴菜です。VSSE所属のスパイ兼エージェントをしています」

信宏「エージェント…」

そう呟くと晴菜の方に通信が入る。

晴菜「ジョルジョ…?」

?「ハルナ、大丈夫か?」


晴菜「大丈夫よ。実は…一般の人が巻き込まれちゃって…って…アラン、君はうるさいよ;;」

?「お〜い!!ハルナ〜!!無事か〜!?」

ジョルジョ「アラン、静かにしろ……今何処だ?」

晴菜「港のコンテナ。車が近くにあるから、それを目印にして」

ジョルジョ「わかった」



数分後…。

コンテナまで来たジョルジョとアランは晴菜達と合流する。

晴菜「ごめんね、ジョルジョ、アラン」

ジョルジョ「いや、構わない…」

アラン「で…お前は?」

信宏を見ながらアランが聞く。


信宏「橋本信宏だ…海を見てた、ただの通りすがりだよ」

ジョルジョ「俺はジョルジョ・ブルーノだ…」

アラン「俺はアラン・ダナウェイだ…しかし…巻き込んでしまったのは…仕方ないよな…」

ジョルジョ「あぁ…ノブヒロ、俺達と協力してもらえるか?」

信宏「まぁ…危ない事が起ころうとしてるしな…わかった。協力する」

晴菜「ありがとう、信宏さん(微笑)」

信宏「いや…///」

晴菜の微笑みに思わず照れる信宏。

ジョルジョ「………(怒)」

信宏「………;;;(汗)」

アラン「…………(笑)」

晴菜「………?」


ジョルジョに睨まれた信宏は少しビビってるし、アランは笑いを堪えてるし、晴菜は不思議そうに見つめてる…。

この先、大丈夫だろうか…この4人は…;;


Stage1-Area2 ビルに潜入

廃虚ビル内に潜入した晴菜達。

ジョルジョ「どの辺だ?」

晴菜「このビルは4階建て+屋上…核ミサイルは4階よ」

信宏「何でこんな事をするんだろうな…」

アラン「…さぁな」

晴菜「理由はどうであれ…許せない…阻止しなきゃいけないんですよ…」

信宏「なるほどな…」

そんな会話をしながら2階へと進む。


Stage1-Area3 VS ブラッド・アレビノ


2階ではたくさんの敵と幹部の1人、ブラッド・アレビノが立っていた。

晴菜「核プログラム計画者…ですね?」

ブラッド「何故わかる…誰も知らないはず…」

ジョルジョ「うちの仲間が情報を盗んだのでな…」

ブラッド「そうか…ならば…ここで死ね!!」

ブラッドが構えたと同時にジョルジョ達も構える。

爪みたいな武器とハンドガンを持つブラッドに晴菜とアランはハンドガンを、ジョルジョはショットガンを、信宏は足を使って攻撃していた。


ブラッド「フンッ…足だけで攻撃とは…武器を持たないと…死ぬぞ?」

信宏「それは…どうかな?」

ブラッド「何だと?」

晴菜「てあっ!!」

バキンッ!!と言う音がビルの中で響く。

晴菜が警棒を使ってブラッドの武器である爪を折り、信宏はハンドガンを蹴り飛ばしたのだ。

ブラッド「何っ!?」

ブラッドが油断した隙にアランとジョルジョがブラッドの足に銃弾を撃ち込む。

信宏「そらっ!!」

そして、信宏はブラッドの顔面を蹴り、ブラッドはビルの外に吹き飛ばされた。

ブラッド「な…うわああぁぁっ!!!」

窓の外から落ちていくブラッドの悲鳴が、2階に響いていた。


信宏「武器持たない丸腰だからって…舐めんなよ」

晴菜「ナイスキックです、信宏さん♪」

信宏「ありがとうございます。俺、ボクシングとキックボクシング習ってるんですよ」

晴菜「そうあんんですか。あ、敬語なくていいですよ。私の方が信宏さんより年下ですから」

信宏「年下?いくつなんだい?」

晴菜「22歳です」

信宏「12も違う…若いって…いいなぁ…」

晴菜「信宏さんだって若いですよ」

コロコロ笑う晴菜に信宏はフッと微笑む。

ジョルジョ「…ハルナ…行くぞ……」

少し不機嫌そうにジョルジョは言って歩き出す。

アラン「………(笑)」

アランはアランでまた笑いを堪えてる。

晴菜「あっ…ジョルジョ、待って!!」

慌ててジョルジョを追いかける晴菜に続いて信宏も追いかけるのだった。


Stage2-Area1 今度は虫?

ビルの階段を次々と上がっていくジョルジョとアランと晴菜と信宏。

ちなみに、信宏の足には防具みたいなものが着いてるが、これは、晴菜が『よかったら使って』といってくれたものだった。

意外とちゃっかり準備している晴菜である。

信宏「晴菜ちゃんは凄いね…準備がいい…」

晴菜「備えあれば憂い無しって言うじゃないですか」

信宏「確かに…」

そんな会話を繰り広げている晴菜と信宏の後ろでは、妙に不機嫌なジョルジョと笑いを噛み殺してるアランがいる。


ジョルジョ「…………」

アラン「…ハルナ〜…ジョルジョが不機嫌だぞ〜…」

晴菜「え…?」

晴菜が振り向くとジョルジョは目だけ反らす。

晴菜「…………?」

ジョルジョを不思議そうに見つめる晴菜。

信宏「………(晴菜ちゃん…意外と鈍い…;;)」

苦笑しながら晴菜とジョルジョを見つめる信宏。と・・・その時、ザザザザザ…と言う制御音が響き渡る。

晴菜「…この音……」

アラン「テラーバイト!!」

ジョルジョ「この音…羽虫型とスカラベ型か…」

ジョルジョがそう言った瞬間、床を這うたくさんの虫と空中を飛ぶ虫が晴菜達を襲う。

晴菜「やっぱりね…」

ジョルジョ「ショットガンとマシンガンがいるな…」

晴菜はすかさず兵隊から奪ったショットガンをジョルジョに、自分のマシンガンと床にあったマシンガンを信宏とアランに渡す。

晴菜「アランと信宏さんはスカラベ型の相手をよろしく。私とジョルジョは羽虫型の相手するから」

アラン「オッケー」

信宏「…わかった…」

ジョルジョ「………」

晴菜達は二手に分かれ、それぞれのテラーバイトと戦うことにした。


Stage2-Area2-1 VS テラーバイト(アラン&信宏編)

まずはスカラベ型を相手してるアランと信宏。

ちなみに、廃虚ビルはこれでもかってくらい大きくて広いため、テラーバイトも平気で飛び回る。

信宏「マシンガン…ってか銃を持ったの初めてなんだけど…;;」

アラン「でも、こいつらは足技ではダメージを喰らうぜ?」

信宏「…だろうな……;;」

アラン「だから、コイツがいるんだ…行くぜ」

信宏「あぁ…」

アランと信宏はマシンガンを構え、襲いかかってくるスカラベ型テラーバイトに向かって銃弾を浴びせる。

アラン達の撃った銃弾は確実にテラーバイトを倒して行った。

しばらくして、アランと信宏は、全部のテラーバイトを倒し、マシンガンを構えるのをやめた。

アラン「…ノブヒロ…お前さ、絶対に銃持ったことあるだろ?」

信宏「いや、だから…本当に初めてだって…;;」

アラン「…まぁいいや…ジョルジョ達と合流しよう」

信宏「あぁ…」


Stage2-Area2-2 VS テラーバイト(ジョルジョ&晴菜編)

一方、羽虫型のテラーバイトと戦うジョルジョと晴菜は…。

晴菜「相変わらず…テラーバイトは健在か…何でかなぁ…」

ジョルジョ「さぁな…」

晴菜「…まぁ…グチってもしかたないや…早く倒しちゃお?」

ジョルジョ「そうだな…」

晴菜とジョルジョはショットガンを構え羽虫型テラーバイトが来るのを待った。

晴菜「…5…4…3…2…1……今よ!!!」

ジョルジョと晴菜は、同時にショットガンで大量の羽虫型テラーバイトを確実に撃ち抜き、数を減らしていく。

少しして、テラーバイトを全部倒したジョルジョと晴菜は、途中現れ襲いかかる兵隊も倒す。

晴菜「ふぅ…終わりっ!!」

ジョルジョ「……イギリスでも…もしかしたら…テラーバイトが製造されてるかもな…」

晴菜「かもね…よし、アラン達と合流しよう」

ジョルジョ「……あぁ…」

晴菜「………?」

妙に不機嫌なジョルジョを見て、やっぱり不思議そうに見つめる晴菜。

そして、アラン達と合流したジョルジョと晴菜は、3階へと向かった。


Stage2-Area3 VS ヘンリー・ルーシェン

3階に上がった信宏達を待ち受けていたのは、たくさんの兵隊と、幹部の1人、ヘンリー・ルーシェンだった。

晴菜「核プログラム計画者ですね?」

ヘンリー「な…何故…この計画は…我らのみの…」

アラン「…説明すんの…めんどくさい…」

信宏「とにかく、あんた達を…倒す」

晴菜「アラン、ジョルジョ、銃で援護お願い」

アラン「わかった」

ジョルジョ「あぁ…」

晴菜は警棒を構え信宏は身構え、ジョルジョとアランはハンドガンを構える。戦いの幕は…今上がった。


ヘンリーの武器はミサイルとハンドガンと素手。

接近戦で挑む晴菜と信宏を遠距離戦で援護するアランとジョルジョ。

ヘンリーのミサイルをアランとジョルジョがハンドガンで相殺し、晴菜はヘンリーの身体を警棒で殴り、信宏はお腹に蹴りを入れる。

ヘンリー「ぐっ…くそ…」

ヘンリーはハンドガンで信宏と晴菜を撃つが、信宏と晴菜は華麗に避けて、再び警棒での一撃や蹴りを入れる。

そして、アランとジョルジョのハンドガンがヘンリーのミサイルを撃ち飛ばす。

信宏「てりゃぁっ!!」

晴菜「えぇいっ!!」

と同時に、信宏の蹴りと晴菜の警棒での渾身の突きがヘンリーのお腹に入る。

ヘンリー「ぐはぁっ!!」

ヘンリーは吹き飛び、木箱にぶつかり倒れ、動かなくなった。

信宏「よっしゃ!!」

晴菜「ふぅ…」

アラン「やっぱし…スゲェや…」

晴菜「信宏さんの蹴りは凄いよ」

信宏「…ありがとう…」

ジョルジョ「…おい…次行くぞ……」

先に歩き出すジョルジョの後を慌てて追いかける晴菜達。

本当に大丈夫だろうか…この4人は……。


Stage3-Area1 しつこい奴らと懲りない奴ら

4階に上がると、そこは工場らしく、物がたくさんあり、広く、大きい場所だった。

中に入った信宏達を待ち受けていたのは、またこれでもかと言うくらいのたくさんの兵隊。

晴菜「またか…しつこいなぁ…;;(呆)」

アラン「確か…ウェズリーが言ってたな…しつこい奴らにキレて、ハルナの警棒奪って全部ブッ潰した奴がいるって…」

晴菜「あぁ…仁史さんだ…それ…」

ジョルジョ「エヴァンも言ってたな…」

晴菜「凄かったよ…」

信宏「…凄いんだな…来るぞ!!」

信宏が言った瞬間、兵隊達の攻撃が信宏達を襲う。晴菜達はハンドガンで一気に片づけていく。

信宏はボクシング仕込みのパンチとキックボクシング仕込みの蹴りで敵を倒す。


戦ってるうちに晴菜の怒りはどんどん膨れ上がり、遂にキレた。

晴菜「もぉ…しつこいんだよ、お前らぁ!!(怒)」

晴菜は警棒を使い、兵隊を次々と殴り倒す。

晴菜「オラオラっ!!リズム上げるよ!!」(ぇ)

とまぁ、某アニメのキャラクターの名ゼリフを言いながら。

ジョルジョ「……;;(汗)」

アラン「……オイオイ……今度はハルナかよ;;(汗)」

信宏「凄いな…(驚)」


15分後…。

晴菜「へっ…バーカ…」

兵隊全部倒し、山になってる一部は足で踏んづけて、そう呟く。

その瞬間、晴菜は何かを察知したのか、飛び退いた。

晴菜が飛び退いた場所がドカンッ!!と言う音を立て、突如爆発したのだ。

そして、目の前に現れた2人の人物を見て、晴菜達は呆れのため息をつく。

晴菜「…ったく…しつこいなぁ…あんた達(呆)」

ジョルジョ「………(呆)」

アラン「…ワイルド・ドッグとワイルド・ファング…いい加減にしろよ…;;」

ドッグ「貴様ラコソ、シツコイゾ」

ファング「いい加減にくたばれよぉ…お宅ら」

晴菜「…悪いけど…今回も倒させてもらうわ!!」

因縁の戦いが再び始まる。


Stage3-Area2-1 VS ワイルド・ファング(ジョルジョ&信宏)

これで何度目かわからないワイルド・ドッグとワイルド・ファングとの戦い。

晴菜とアランがワイルド・ドッグと、ジョルジョと信宏がワイルド・ファングと戦うことに。

最初はジョルジョ&信宏VSワイルド・ファングから。

ファング「…ヒャッハァ!!…喰らいやがれ!!」

ワイルド・ファングはウルフキックをお見舞いし、ジョルジョと信宏は避ける。

信宏「てぁっ!!」

信宏は蹴りをワイルド・ファングにお見舞いする。

ジョルジョ「………」

ジョルジョはハンドガンでワイルド・ファングを狙い撃つ。

ファング「飛びっきりのやつ行くぜぇ!!」

ワイルド・ファングはそう言って、足のトラクタービームを発動させた…否、発動させようとした。


ファング「Σなっ…発動しねぇ!?」

信宏「足、見てみろよ。」

信宏の言う通りにワイルド・ファングは足を見る。

ファング「な…何っ!?」

ファングが驚くのも無理はない。トラクタービームにナイフが突き刺さっていたのだ。

ジョルジョ「残念だったな…ワイルド・ファング」

信宏「そんじゃ…」

ジョルジョ&信宏「……Chao!!」


ドカッ!!


ジョルジョと信宏の蹴りがワイルド・ファングの顔面と胸板に入り、ファングはビルの外まで吹き飛んだ。

ファング「Σなっ…うわあああっ!!」

ビルの外で、ワイルド・ファングの悲鳴が響き、ファングは海の中に消えた。

ジョルジョ「さすがだな…ノブヒロ…」

信宏「いや…まぐれだよ…まぐれ…じゃ、行こうか」

ジョルジョ「あぁ…」

2人はアランと晴菜と合流する為に、アラン達の元へと急いだ。


Stage3-Area2-2 VS ワイルド・ドッグ(アラン&晴菜)

次は、晴菜&アランVSワイルド・ドッグ。

ワイルド・ドッグの改造された腕を見て、晴菜がアランに言う。

晴菜「腕のやつ…見たことある?」

アラン「データで見ただけだけど…トラクタービームだろ…?」

晴菜「当たり」

ドッグ「…コレデモ…喰ラエ!!」

ドッグがミサイルを発射させ、晴菜がグレネードで破壊させる。

晴菜「アラン…あいつの動き…私が封じるから…攻撃お願いね」

アラン「…え…ハルナ…どうやって…」

晴菜「まぁ…見てなさいって…」

晴菜は他の兵隊たちを倒しながら進む。

アランはワイルド・ドッグの攻撃を避けつつハンドガンで攻撃する。

と、ワイルド・ドッグがトラクタービームを発動させようと構えた…その時だった。


シュッ…シュルシュル…。


ドッグ「ナニ!?」

アラン「Σっ!?」

ワイルド・ドッグの身体に太めのワイヤーが絡み付いていた。そのワイヤーを晴菜がしっかり持って近くの柱にくくり付けた。

晴菜「…アラン!!今よ!!」

晴菜が叫んだ瞬間、晴菜の足元が破壊された。

晴菜「…Σきゃっ;;」

晴菜は柱に捕まり、宙吊り状態になった。

ドッグ「私ニ…効クト思ッタカ?」

ワイルド・ドッグが、晴菜に向けてハンドガンを構えた。

晴菜「っ…アラン!!…撃って!!」


ガゥンッ!!


一発の銃声が響いた。ドサッ…と言う音を立てて倒れたのは…。

ドッグ「バ…バカナ…」

ワイルド・ドッグだった。

アランの銃からは煙が出ていて、ワイルド・ドッグの胸から血が流れていた。

晴菜「………」


晴菜は宙吊りのまま、安堵のため息を吐く。

しかし、ワイルド・ドッグが倒れたのは晴菜の近く。ワイルド・ドッグの手にはあの自爆装置があった。

晴菜「Σっ!?」

ドッグ「フハハハハハ…」

ワイルド・ドッグが自爆装置を押した。

ドーンッ!!と言う音を立てて、ワイルド・ドッグがいつものように自爆し、その爆風で晴菜が飛ばされた。

晴菜「わああぁっ!!!」

地面に叩きつけられそうになったその時、誰かの腕が晴菜を包み込んだ。

晴菜「…っ……」

?「大丈夫か?ハルナ」

晴菜「ぇ…」

晴菜が見上げると、ジョルジョがいた。

地面に叩きつけられそうになった晴菜をジョルジョが受け止めたのだ。

晴菜「ジョルジョ…」

信宏「晴菜ちゃん!!」

アラン「…ハルナ!!大丈夫か!?ケガないか!?」

アランと信宏も晴菜に駆け寄る。



晴菜「だ…大丈夫…」

ジョルジョ「全く…無茶するなと言っただろう!!」

晴菜「…っ…ごめん…なさい…」

ジョルジョの喝に、晴菜は落ち込む。

アラン「でも、トラクタービームを発動させないようにしたハルナの判断は正しかったんだぜ?」

ジョルジョ「………」

信宏「お説教は後にして、早く黒幕を倒そう」

ジョルジョ「…そうだな」

そして、ジョルジョ達は屋上へ向かう。


Stage3-Area3 VS ボブ・ガイリッド

屋上にたどり着いたジョルジョ達が見たのは、今、まさに逃げようと為ていたボブ・ガイリッドだった。

ヘリコプターにはミサイルが積んであった。

ボブ「よくも我らの邪魔をしてくれたな…VSSEの餓鬼共…」

晴菜「貴方の計画も…ここまでよ」

ジョルジョ「観念するんだな…」

ボブ「フッ…悪いが…ミサイルはとうに完成している…後は…飛ばすだけだ…」


そう言ってボブは、ヘリコプターに乗り上空に飛び始める。

晴菜「ジョルジョ!!アラン!!信宏さん!!あれ!!」

そう言う晴菜の指差す先には、ヘリコプターが。

4人全員、ヘリコプターに乗り込み、空に出た。

ヘリの操縦は信宏が、オペレーションはアランが、攻撃は晴菜とジョルジョがする事になり、

晴菜とジョルジョは、お互い攻撃配置に着き、武器を構える。

向こうのボブが乗るヘリは操縦はオートマチック(自動操縦)、ボブは他の兵隊と一緒に攻撃配置に着いていた。

ボブ「VSSEめ…海の底に沈めてやる!!」

ついに、黒幕との戦いが幕を開けた。


アラン「ハルナ!!9時の方向からミサイル来るぞ!!」

晴菜「わかった!!」

アラン「ジョルジョの方は2時の方向から!!」

ジョルジョ「あぁ…」

アランの状況報告に従い、晴菜とジョルジョは攻撃していく。

晴菜達がボブの味方のヘリを倒していき、ボブの攻撃を信宏が華麗に操縦してかわしていく。

信宏「アラン、敵のヘリの数は?」

アラン「後は…黒幕1機のみだ…」

晴菜「ジョルジョ…ヘリを破壊して…」

ジョルジョ「………」

信宏「晴菜ちゃん…」

アラン「ジョルジョ、ここは…決めてやれよ」

ジョルジョ「……あぁ…」


ジョルジョと晴菜が同時に構え、狙いを定める。

ボブ「死ねぇっ!!」

ボブの攻撃を信宏が操縦で避け、晴菜達は銃口を向ける。

晴菜「これで終わりよ…」

ジョルジョ「じゃあな…」

晴菜とジョルジョが同時に放った銃弾は、晴菜のはボブの頭を、ジョルジョのはヘリのエンジンを撃ち抜いた。

ボブ「ぐぅっ…」

ボブが唸り声を上げたと同時にヘリは爆発を起こし、海の底に落ちていき、ミサイルも爆発し、消えていった…。

晴菜「……ふぅ…」

アラン「お疲れさん」

信宏「これって…解決になんのか?」

ジョルジョ「あぁ…」

信宏はヘリを操縦して、さっきいたビルまで飛ばし、着陸し、核プログラムの名残を破壊した。

こうして、核プログラムは…VSSEと1人の一般人により、阻止されたのだった。


エピローグ

港の信宏のコスモの前で、晴菜達VSSEと信宏は向かい合う。

ジョルジョ「…悪かったな…巻き込んでしまって」

アラン「もっと早くに気づけば…巻き込まなかったのにな…」

信宏「いや…気にしちゃいないさ…」

晴菜「でも…信宏さんのおかげで助かりました…ありがとうございました」

信宏「いや…一般人の俺でも…役に立てて良かったよ…あ、ジョルジョ」

ジョルジョ「何だ?」

信宏「晴菜ちゃんの事…責めないでほしい…」

晴菜「………」

信宏「確かに、晴菜ちゃんは無茶したかもしれない…でも、晴菜ちゃんなりの頑張りなんだから…ちゃんと…認めてあげて?」

ジョルジョ「……あぁ…」

ジョルジョは、頷くと同時に晴菜の頭を撫でる。


晴菜「……信宏さん…」

信宏「ん?」

晴菜「……ありがとう…」

信宏「…あぁ…」

晴菜の笑みに信宏は照れつつも頷く。

アラン「おーい、ハルナ、ジョルジョ。本部からヘリが来たぞ!!」

晴菜「あ、うん…」

信宏「じゃ…また、いつか…会う日まで」

晴菜「はい!!」

ジョルジョ「じゃあな…」

信宏が乗ったコスモが走りだしたのと同時に、ジョルジョ達をVSSEのヘリも離陸し、朝日に向かって飛び立って行ったのだった…。


FIN


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